最新記事

パンデミック

新型コロナウイルスをめぐる各国の最新状況まとめ(26日現在)

2020年3月26日(木)12時40分

米経済、新型コロナで最大6%縮小 失業率15%=CB 米コンファレンス・ボード(CB)は25日、新型コロナウイルスの感染拡大で今年の米経済は前年から最大で6%縮小する恐れがあると警告した。ニューヨークで18日撮影(2020年 ロイター/MIKE SEGAR)

■チリが首都の130万人を隔離へ、新型コロナ感染拡大で

チリ政府は25日、3月初めに国内で新型コロナウイルスの感染が始まってからの累計感染者数が1000人を超えたことを受け、首都サンティアゴの大半を隔離すると表明した。

■仏の新型コロナ死者、実際は政府集計よりかなり多い=医療関係者

フランス病院連盟のプレジデント、フレデリック・ヴァルトー氏は25日、フランス国内の新型コロナウイルスによる死者数について、実際は政府の集計よりもかなり多いとの見方を示した。政府は病院で死亡した人のみを集計しているためという。仏ラジオに述べた。

■米テスラ、「可能な限り早く」NY工場再開し呼吸器生産へ=CEO

米電気自動車(EV)大手テスラのマスク最高経営責任者(CEO)は、25日にツイッターで、米ニューヨークの工場を「人力の及ぶ範囲で可能な限り早く」再開し、新型コロナウイルスに感染した患者のための人工呼吸器を生産すると表明した。

■韓国中銀、3カ月物の「無制限」オペ実施 市場の動揺受け

韓国銀行(中央銀行)は26日、3カ月物の資金供給オペを一時的に「無制限」で実施すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大で動揺するマネー市場に資金を供給する。韓国銀行が無制限の資金供給を行うのは初めて。

■EXCLUSIVE-ベネズエラ、中国と金融支援で協議 原油安・新型コロナ巡り=関係筋

ベネズエラのマドゥロ政権は、原油安と新型コロナウイルスの感染拡大に対処するため、中国と金融支援の可能性を協議している。協議について知る複数の関係筋が明らかにした。ベネズエラ側が協議を持ち掛けたという。

■米大手金融機関、今年の賞与は約30%減に 新型コロナでレイオフも業界関係者や銀行幹部によると、新型コロナウイルスの感染拡大によってリセッション(景気後退)が想定される中、米大手金融機関の今年のボーナスは約30%減少する見通し。レイオフ(一時解雇)も検討されている。

■中国本土、新型コロナ新規感染者67人に増加 全員が入国者

中国本土の新型コロナウイルス感染者は、国内感染者が前日に続きゼロとなった。ただ、海外からの入国者の感染例が増加した。

■トルコは2─3週間で新型コロナを克服、国民は忍耐を=大統領

トルコのエルドアン大統領は25日、新型コロナウイルスの感染拡大に関して、適切な措置によって打撃を最小限に抑えたうえで、今後2─3週間で克服すると言明した。

■新型コロナの現実、FRBストレステストの最悪想定超える事態に

新型コロナウイルスの感染拡大による混乱を受け、市場はショック状態に陥り、経済は悪化が続いている。これは米連邦準備理事会(FRB)にとって文字通り悪夢といえる。

■スペイン、新型コロナ死者3434人 中国超えイタリアに次いで最悪

スペインの新型コロナウイルスの感染による死者数が25日、前日から738人増加し、3434人に達した。発生源となった中国を超え、死者数が6820人に達したイタリアに次いで世界で2番目の水準となった。

■ワシントンDC、1カ月間の企業閉鎖命令 生活に必須の業種除く

米首都ワシントンDC当局は、新型コロナウイルスの感染防止のため、生活に必須の業種を除くすべての企業の閉鎖を命じた。期間は25日夜から1カ月。

■全米商工会議所、医薬品・医療用品の輸出制限回避を政府に要請

全米商工会議所は25日、新型コロナウイルス感染拡大阻止に必要な医薬品や医療用品などの輸出制限を発動しないよう米政府に求めた。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

ガザ停戦案、ハマスは修正要求 米特使「受け入れられ

ワールド

米国防長官、「中国の脅威」警告 アジア同盟国に国防

ビジネス

中国5月製造業PMIは49.5、2カ月連続50割れ

ビジネス

アングル:中国のロボタクシー企業、こぞって中東に進
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:岐路に立つアメリカ経済
特集:岐路に立つアメリカ経済
2025年6月 3日号(5/27発売)

関税で「メイド・イン・アメリカ」復活を図るトランプ。アメリカの製造業と投資、雇用はこう変わる

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    あなたも当てはまる? 顔に表れるサイコパス・ナルシストの特徴...その見分け方とは?
  • 2
    3分ほどで死刑囚の胸が激しく上下し始め...日本人が知らないアメリカの死刑、リアルな一部始終
  • 3
    大爆発で一瞬にして建物が粉々に...ウクライナ軍「MiG-29戦闘機」の空爆が、ロシア国内「重要施設」を吹き飛ばす瞬間
  • 4
    「ホットヨガ」は本当に健康的なのか?...医師らが語…
  • 5
    【クイズ】生活に欠かせない「アルミニウム」...世界…
  • 6
    「これは拷問」「クマ用の回転寿司」...ローラーコー…
  • 7
    ペットの居場所に服を置いたら「黄色い点々」がびっ…
  • 8
    「ウクライナにもっと武器を」――「正気を失った」プ…
  • 9
    イーロン・マスクがトランプ政権を離脱...「正直に言…
  • 10
    第三次大戦はもう始まっている...「死の4人組」と「…
  • 1
    大爆発で一瞬にして建物が粉々に...ウクライナ軍「MiG-29戦闘機」の空爆が、ロシア国内「重要施設」を吹き飛ばす瞬間
  • 2
    3分ほどで死刑囚の胸が激しく上下し始め...日本人が知らないアメリカの死刑、リアルな一部始終
  • 3
    今や全国の私大の6割が定員割れに......「大学倒産」時代の厳しすぎる現実
  • 4
    あなたも当てはまる? 顔に表れるサイコパス・ナルシ…
  • 5
    【クイズ】世界で最も「ダイヤモンド」の生産量が多…
  • 6
    「ウクライナにもっと武器を」――「正気を失った」プ…
  • 7
    「ディズニーパーク内に住みたい」の夢が叶う?...「…
  • 8
    ヘビがネコに襲い掛かり「嚙みついた瞬間」を撮影...…
  • 9
    【クイズ】世界で2番目に「金の産出量」が多い国は?
  • 10
    イーロン・マスクがトランプ政権を離脱...「正直に言…
  • 1
    【定年後の仕事】65歳以上の平均年収ランキング、ワースト2位は清掃員、ではワースト1位は?
  • 2
    日本はもう「ゼロパンダ」でいいんじゃない? 和歌山、上野...中国返還のその先
  • 3
    脂肪は自宅で燃やせる...理学療法士が勧める「3つの運動」とは?
  • 4
    「2025年7月5日に隕石落下で大災害」は本当にあり得…
  • 5
    大爆発で一瞬にして建物が粉々に...ウクライナ軍「Mi…
  • 6
    ドローン百機を一度に発射できる中国の世界初「ドロ…
  • 7
    【クイズ】EVの電池にも使われる「コバルト」...世界…
  • 8
    【クイズ】世界で2番目に「軍事費」が高い国は?...1…
  • 9
    3分ほどで死刑囚の胸が激しく上下し始め...日本人が…
  • 10
    部下に助言した時、返事が「分かりました」なら失敗…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中