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パンデミック

新型コロナウイルスをめぐる各国の最新状況まとめ(14日現在)

2020年3月14日(土)07時40分

新型コロナウイルスの感染拡大で航空各社が大きな影響を受ける中、米デルタ航空とアメリカン航空、ユナイテッド航空は13日、政府支援を巡りホワイトハウスと協議していると明らかにした。フランクフルト空港で2日撮影(2020年 ロイター/Kai Pfaffenbach)

■トランプ米大統領、コロナ対応で非常事態宣言 500億ドル支援へ

トランプ米大統領は13日、新型コロナウイルスへの対応で国家非常事態を宣言した。同宣言により、約500億ドルの連邦政府の支援金提供が可能となる。

■米主要3航空会社、支援巡り政府と協議 新型コロナで打撃

新型コロナウイルスの感染拡大で航空各社が大きな影響を受ける中、米デルタ航空とアメリカン航空、ユナイテッド航空は13日、政府支援を巡りホワイトハウスと協議していると明らかにした。

■カナダ中銀が緊急利下げ、政府は大規模支援策発表 新型コロナ対策

カナダ銀行(中央銀行)は13日、 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、4日の利下げに続き0.5%ポイントの緊急利下げを決定した。同時に政府は100億カナダドル(72億米ドル)の企業に対する信用支援を実施すると表明。国民に対し不要不急の海外への渡航を控えるよう呼び掛け、感染の封じ込めに向けた対策を一段と強化した。

■デンマーク、14日から外国人入国禁止 新型コロナ抑止へ異例措置

デンマーク政府は13日、新型コロナウイルス対策として、14日から国境を封鎖すると発表した。外国からの入国者の大半を対象とする。感染抑止へ異例の措置に踏み切った。

■FRBが370億ドルの国債買入、中長期債に対象拡大 コロナ対策

米連邦準備理事会(FRB)の金融調節を担当するニューヨーク連銀は13日、総額370億ドルの国債買い入れを実施すると発表した。買い入れ対象は前日の銘柄拡充に伴い、当初の短期債から中長期債にまで拡大する。

■米アップル、年次開発者会議をオンライ形式で開催へ

米アップルは13日、新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ、今年6月にカリフォルニア州サンノゼで開催する年次開発者会議を完全にオンライン形式にすると発表した。

■コロナ大流行「欧州が中心地」、死者5千人超は「悲惨」=WHO

世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は13日、イタリアやスペイン、ドイツ、フランスなどでの新型コロナウイルスの感染者急増を念頭に、「今や欧州が新型コロナのパンデミック(世界的大流行)の中心地だ」という認識を示した

■ルノー・日産、スペイン工場一時停止 新型コロナ影響で部品不足

ルノー・日産自動車連合がスペイン国内に持つ複数の工場が13日、操業を一時停止した。新型コロナウイルスの影響で部品が不足しているためで、来週も停止を計画しているという。

■伊の新型コロナ死者1266人、前日から25%増 感染者1.7万人超

イタリア当局は13日、新型コロナウイルス感染による死者が前日から25%(250人)増加し、1266人に達したと発表した。1日当たりの死者としては初の感染が確認されて以来最多。

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