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香港、制服姿の中学生が「人間の鎖」 反政府抗議活動への支持表明

2019年9月9日(月)13時45分

香港で、何百人もの中学生が手をつないで「人間の鎖」を作り、反政府抗議運動への支持を表明した。写真は「人間の鎖」を作る中学生。香港で撮影(2019年 ロイター/Amr Abdallah Dalsh)

香港で9日、何百人もの中学生が手をつないで「人間の鎖」を作り、反政府抗議運動への支持を表明した。

多くの学生は制服姿でマスクを着け、デモ隊に対する警察の暴力行為などに抗議の意志を示すため、人間の鎖に参加した。

香港政府トップの林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官は先週、大規模デモのきっかけとなった「逃亡犯条例」改正案の正式撤回を表明したが、抗議活動は続いている。週末には、香港の民主化支援を米国に求めるための集会とデモ行進が行われ、一部が暴徒化し、警官隊と衝突した。

9日付の中国政府系英字紙チャイナ・デーリーは論説で、香港は中国の一部であり、いかなる形であっても分離主義は「制圧される」ことになるとけん制した。

[香港 9日 ロイター]


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