最新記事

英王室

メーガン妃編集の英ヴォーグ最新号がパクリ疑惑で炎上中

Meghan Markle Allegedly Copied British Vogue Cover From This Book

2019年8月2日(金)13時20分
ダニエル・ロン

やることなすこと難癖を付けられるメーガン妃 Hannah Mckay-REUTERS

<メーガン妃がかつて女優時代に寄稿した書籍に、ヴォーグ最新号のコンセプトやデザインがそっくりという批判が>

英ハリー王子の妻メーガン妃が、またバッシングを受けている。今度は、自身がゲスト編集を務めた英国版ヴォーグ9月号のカバー特集が、かつて自身もエッセイを寄稿した書籍『ザ・ゲーム・チェンジャーズ』の「パクリ」だと批判されているのだ。

英国版ヴォーグ9月号は、同誌初のゲスト編集としてメーガン妃を迎え、「Forces for Change(変革の力)」というタイトルで、各界で活躍する世界の女性たちを紹介している。女性たちのモノクロ写真が並んだ表紙のデザインや、先駆者として活躍する女性を紹介するコンセプトは、オーストラリアで2016年に発刊されメーガン妃も寄稿した『ザ・ゲーム・チェンジャーズ』によく似ている。

『ザ・ゲーム・チェンジャーズ』の著者の1人サマンサ・ブレットは、オーストラリア・セブンネットワーク制作の朝のニュースショー「サンライズ」に出演して、この騒動について語った。

「(ヴォーグ最新号が書籍と)とても似ているので、もちろん光栄に思っている。最初は何も思わなかったが、知人から紹介文とかタイトルがとても似ていると言われて......」


bookcover190802.jpg

上の画像が英国版ヴォーグ9月号表紙、下の画像が書籍『The Game Changers』の表紙

「(ヴォーグは)『先駆者として変革をリードする、おそれを知らない女性たち』と書いてあるが、私の本の裏表紙には『先駆者で、変革者で、おそれを知らない女性たち』と書いていた。だから、『あら、すごく似ている』と思った」

それでもブレットは、「世界中のメディア」から電話が掛かり始めるまでは、ヴォーグと書籍が似ていることを何とも思っていなかった。そこで初めて、英王子の妻であるメーガン妃の大変な立場を垣間見たと言う。

「メーガン妃が(メディアに)どれだけ詮索されているかを理解した」

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

米、大麻規制を処方薬レベルに緩和検討 トランプ氏明

ビジネス

スリランカGDP、第3四半期は前年比+5.4% 回

ビジネス

製造業PMI12月は49.7に小幅上昇、サービス業

ワールド

ゼレンスキー氏、ロシアが和平努力拒否なら米に長距離
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:教養としてのBL入門
特集:教養としてのBL入門
2025年12月23日号(12/16発売)

実写ドラマのヒットで高まるBL(ボーイズラブ)人気。長きにわたるその歴史と深い背景をひもとく

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切り札として「あるもの」に課税
  • 3
    ミトコンドリア刷新で細胞が若返る可能性...老化関連疾患に挑む新アプローチ
  • 4
    香港大火災の本当の原因と、世界が目撃した「アジア…
  • 5
    【銘柄】資生堂が巨額赤字に転落...その要因と今後の…
  • 6
    アダルトコンテンツ制作の疑い...英女性がインドネシ…
  • 7
    「なぜ便器に?」62歳の女性が真夜中のトイレで見つ…
  • 8
    「職場での閲覧には注意」一糸まとわぬ姿で鼠蹊部(…
  • 9
    【衛星画像】南西諸島の日米新軍事拠点 中国の進出…
  • 10
    現役・東大院生! 中国出身の芸人「いぜん」は、なぜ…
  • 1
    【衛星画像】南西諸島の日米新軍事拠点 中国の進出を睨み建設急ピッチ
  • 2
    デンマーク国防情報局、初めて米国を「安全保障上の脅威」と明記
  • 3
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 4
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だ…
  • 5
    【銘柄】資生堂が巨額赤字に転落...その要因と今後の…
  • 6
    【クイズ】「100名の最も偉大な英国人」に唯一選ばれ…
  • 7
    中国軍機の「レーダー照射」は敵対的と、元イタリア…
  • 8
    香港大火災の本当の原因と、世界が目撃した「アジア…
  • 9
    人手不足で広がり始めた、非正規から正規雇用へのキ…
  • 10
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」…
  • 1
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 2
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸送機「C-130」謎の墜落を捉えた「衝撃映像」が拡散
  • 3
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした「信じられない」光景、海外で大きな話題に
  • 4
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR…
  • 5
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 6
    「髪形がおかしい...」実写版『モアナ』予告編に批判…
  • 7
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だ…
  • 8
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 9
    インド国産戦闘機に一体何が? ドバイ航空ショーで…
  • 10
    ポルノ依存症になるメカニズムが判明! 絶対やって…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中