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スリランカGDP、第3四半期は前年比+5.4% 回復続く
2025年12月16日(火)10時13分
2024年11月、コロンボの市場で野菜を買う人々。REUTERS/Thilina Kaluthotage
Uditha Jayasinghe
[15日 ロイター] - スリランカのセンサス統計庁が15日発表した第3・四半期の国内総生産(GDP)は前年同期比で5.4%増加した。2022年にピークに達した数十年で最悪の金融危機からの回復が続いていることが示された。
第2・四半期は4.9%増だった。
第3・四半期の部門別成長率は、農業が前年比3.6%、鉱工業生産が8.1%、サービスが3.5%だった。
スリランカは11月末の激しいサイクロンの影響に見舞われている。643人が死亡し、ピーク時には人口2200万人のうち約10%が影響を受けた。当局によると、豪雨による洪水発生で重要インフラと農業部門が被害を受けた。
中央銀行は今年の成長率を4.5%と予想しているが、アナリストらはこのサイクロンの影響で26年の成長率が3%程度に鈍化する可能性があるとみている。





