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原油先物11%安、供給懸念後退も専門家は早期回復に否定的

2026年03月11日(水)03時52分

米ワシントンのガソリンスタンド。3月5日撮影(2026年 ロイター/Ken Cedeno)

Stephanie Kelly Laila Kearney

[ニ‌ューヨーク 10日 ロイ‌ター] - 米国時間の原油先物は​約11%下落した。トランプ米大統領が、⁠中東戦争が​間もなく終結する可能性があるとの見通しを示したことで、原油供給の長期的混乱懸念が⁠後退し、前日に付けた4年ぶりの高値から1バレル=10ドル以上⁠急落​した。

北海ブレント先物は、1504GMT(日本時間11日午前0時04分)時点で、10.45ドル(10.6%)安の88.51ドルで推移。

米WTI先物は10.61ドル(11.2%)下落し、84.16ドルとなった。

ただ、ウッド・マッケンジー社の会⁠長兼主任アナリス‌ト、サイモン・フラワーズ氏は、⁠た⁠とえ戦争が終わっても石油供給はすぐには回復しないとの見方を示す。「製油所や港湾に保管され‌ている原油は、船舶で​すぐ‌に輸送できる⁠かも​しれない。しかし、油井が長期間閉鎖された場合、生産をフル稼働に戻すには数週間、あるいはそれ以上かかる‌可能性がある」とした。

主要7カ国(G7)は10日、エネルギー​担当相会合を開き、⁠安定供給を支えるために石油の備蓄放出を含め必要な措置を​講じる用意があることを確認した。ただ、備蓄の放出について決定を下すには至らなかった。

ロイター
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