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自民党総裁選、9月20日で調整 石破、岸田は国会閉幕後に出馬判断か

2018年6月22日(金)10時35分

6月22日、自民党執行部は総裁選について、9月7日告示・20日投票の日程を軸に調整している。写真は自民党本部で会見する安倍首相。昨年10月に東京で撮影(2018年 ロイター/Toru Hanai)

自民党執行部は総裁選について、9月7日告示・20日投票の日程を軸に調整している。関係筋が明らかにした。

自民党の内部規定では、投票日は総裁任期満了日前10日以内と定められている。安倍晋三首相の自民党総裁としての任期は9月30日までで、規定内でもっとも早いタイミングでの実施となる。

3選を目指しているとみられる安倍首相が、9月下旬の国連総会に出席したい意向のため、これを配慮したとの観測が同党内で出ている。

安倍首相は、正式な自らの出馬表明時期について「セミの声がうるさいころ」と、民放テレビで述べており、7月中下旬とみられている。

ポスト安倍の有力候補にひとりとされる岸田文雄政調会長は「国会閉幕まで表明しない」(6月20日会見)とコメント。延長国会が閉会する7月22日以降に最終判断する意向を示している。石破茂元幹事長も同時期に表明するとみられている。

(竹本能文 編集:田巻一彦)

[東京 22日 ロイター]


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