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平昌オリンピック米国、五輪前日の北朝鮮軍事パレードに反発 平昌の治安対策は「万全」
1月31日、米国務省は、北朝鮮が平昌冬季五輪開幕の前日に軍事パレードを計画していることに不満を示した。一方で、五輪会場に向かう米国民に対し、韓国の治安対策はあらゆる事態に対応しているとして安心するよう呼び掛けた。写真は25日、韓国・江陵市の江陵オリンピック村に設置された五輪のオブジェ(2018年 ロイター/Kim Hong-Ji)
米国務省は31日、北朝鮮が平昌冬季五輪開幕の前日に軍事パレードを計画していることに不満を示した。一方で、五輪会場に向かう米国民に対し、韓国の治安対策はあらゆる事態に対応しているとして安心するよう呼び掛けた。
ゴールドスタイン国務次官は会見で「韓国は包括的な治安システムを展開しており、米政府は同盟国の韓国を支援している」とし、平昌五輪のために渡航する米国市民は安心してほしい、と述べた。
北朝鮮は五輪への選手団派遣を決定したものの、正規軍創設を記念するパレードを2月8日に予定している。
ゴールドスタイン国務次官は、軍事パレードは2月8日に行われない方が良いとした上で、「北朝鮮が世界のすべての国と共に選手の五輪参加を祝うことを願う」と述べた。
米当局者は、国務省の外交保安部(DSS)が韓国当局を治安面で支援していると述べた。DSSは1976年のモントリオール五輪以降、こうした支援を行っている。
DSSの当局者は「北朝鮮との距離は100マイル(160キロ)以下だ」とし、「あらゆる事態への対応を計画している」と述べた。
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