最新記事
ファッション

「着る/知る」男も「ピンク」のちょい足しでフレッシュな気分を!

2017年5月12日(金)15時11分
高橋一史 ※Pen Onlineより転載

EASTPAK×BEAMS MAISON KITSUNE AURALEE PUMA×STAMPD

ファッションが語られる切り口として、「トレンドカラー」という言葉を耳にすることがよくあります。その名の通り、「流行の色」のことで、意味するものは、「新しモノ好きな人がいま着たいと感じている色」。それゆえに、黒がトレンドカラーのシーズンもありますし、白やグレーってときも。ではこの2017年春夏はどうかというと、鮮やかでカラフルな色が人気急浮上してるんです!

【参考記事】[写真×文学]作家・川上未映子が感じとる、"写真"という表現の面白さとは?

その代表的な色が、ピンク、イエロー、レッド。暖色系の色味の服が例年より多く出回っています。これは男女に共通する傾向です。長らくアースカラー(茶系やカーキ系)や白黒モノトーンの服装の人気が続いたため、全身を地味な色で揃えるコーディネートに飽きた人に注目されているというワケです。男性の場合トレンドカラーは、「コーデに付け足す」という発想で身につけると、チャラくなく洒落た印象になりやすいもの。そこで今回の「着る/知る」は、女性的とみなされがちなピンクに着目しました。

【参考記事】[写真×料理]イタリア料理の第一人者、落合 務の記憶に残る「始まりの1枚」。

優しさ、ソフトさを服装に与えてくれる色です。着こなしが難しそうに思えますが、ネクタイやチーフで色を差すのと同じ感覚で、アクセントとして用いればOK。ここでは厳選した4つのアイテムをご紹介します。どれも色味が異なり、もっとも今年らしいのは、上写真のスニーカーのくすんだピンク(ダスティピンク)でしょうか。トレンドカラーの中でもピンクをプッシュする理由は、メンズの定番色でないからこその面白さがあるのと、日常で着ることが多いベージュのチノパンや、カーキのカーゴパンツらと相性が良いため。ドレッシーな服ではなく、カジュアルな服と組ませるのが成功の秘訣です。次ページで、これらのアイテムの詳細と、合わせやすい服のご提案をお届けします。


kirushiru17pink01.jpg

「メゾン キツネ」のアウターのクローズアップ。ちっちゃなキツネの刺しゅうが楽しい。 シャツジャケット¥47,520/メゾン キツネ(メゾン キツネ カスタマーセンター)、半袖ポロニット¥29,160/オーラリー(クリップ クロップ)、レザースニーカー¥27,000/プーマ×スタンプド(プーマ お客様サービス)、バックパック¥11,880/イーストパック×ビームス(ビームス 原宿)
●問い合わせ先
メゾン キツネ カスタマーセンター TEL:0120-667-588
クリップ クロップ TEL:03-5793-8588
プーマ お客様サービス TEL:0120-125-150
ビームス 原宿 TEL:03-3470-3947
 


あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

ナジブ・マレーシア元首相、1MDB汚職事件で全25

ワールド

ゼレンスキー氏、トランプ氏と28日会談 領土など和

ワールド

ロシア高官、和平案巡り米側と接触 協議継続へ=大統

ワールド

前大統領に懲役10年求刑、非常戒厳後の捜査妨害など
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:ISSUES 2026
特集:ISSUES 2026
2025年12月30日/2026年1月 6日号(12/23発売)

トランプの黄昏/中国AI/米なきアジア安全保障/核使用の現実味......世界の論点とキーパーソン

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 2
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 3
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指すのは、真田広之とは「別の道」【独占インタビュー】
  • 4
    中国、インドをWTOに提訴...一体なぜ?
  • 5
    アベノミクス以降の日本経済は「異常」だった...10年…
  • 6
    「衣装がしょぼすぎ...」ノーラン監督・最新作の予告…
  • 7
    赤ちゃんの「足の動き」に違和感を覚えた母親、動画…
  • 8
    中国、米艦攻撃ミサイル能力を強化 米本土と日本が…
  • 9
    海水魚も淡水魚も一緒に飼育でき、水交換も不要...ど…
  • 10
    「時代劇を頼む」と言われた...岡田准一が語る、侍た…
  • 1
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 2
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 3
    「食べ方の新方式」老化を防ぐなら、食前にキャベツよりコンビニで買えるコレ
  • 4
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
  • 5
    【過労ルポ】70代の警備員も「日本の日常」...賃金低…
  • 6
    海水魚も淡水魚も一緒に飼育でき、水交換も不要...ど…
  • 7
    批評家たちが選ぶ「2025年最高の映画」TOP10...満足…
  • 8
    中国、インドをWTOに提訴...一体なぜ?
  • 9
    待望の『アバター』3作目は良作?駄作?...人気シリ…
  • 10
    懲役10年も覚悟?「中国BL」の裏にある「検閲との戦…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 3
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切り札として「あるもの」に課税
  • 4
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 5
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした…
  • 6
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 7
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だ…
  • 8
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入と…
  • 9
    【衛星画像】南西諸島の日米新軍事拠点 中国の進出…
  • 10
    「食べ方の新方式」老化を防ぐなら、食前にキャベツ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中