最新記事

ペット

ペット(+ペット用品を愛する人間)に贈るハイテク商品

2017年2月22日(水)17時50分
ケイト・ローレンス ReadWrite[日本版]編集部

<ペットが家族の一員のような存在になり、日本では家庭で飼われる犬・猫は全国に約2,000万頭。これは65歳以上の高齢者よりは少ないが、15歳以下の子供の人口よりも多い数だ。それだけにペット関連商品、とりわけ最近ではペット向けのハイテク商品が増えている>


ペット向けのテクノロジーに目を向けてみれば、そこには犬を迎えるためのアプリ名前を決めるアプリ病気に対処するアプリペットと一緒に泊まれる宿を探すためのアプリなどがたくさんあり、まだ見た事が無いインタラクティブなガジェットやアクセサリーなどが存在する。

ペット市場は巨大である。アメリカペット製品協会の試算によると、2015年に消費者がペットに費やした額は610億ドルになるという。またIDTechExによると、10年後のペット向けウェアラブル市場の規模は26億ドルになると予測されている。

以下、ペットのためのイノベーティブなツールを紹介しようと思う。


CleverPet

newsweek01.png

新しい芸を覚えれば褒美をもらえるという行動科学におけるパブロフの業績からインスピレーションを受け、CleverPetは最新のアルゴリズムを使っている。犬はほっておかれるのが嫌いであり、あなたがいない時に彼らに何かやる事があれば、不安を覚えづらくなる。そしてゲームというのは時間をつぶすのによい手段だ。

このデバイスは犬が鼻や肉球で押せるようデザインされた3つのタッチパッドを持っており、インタラクティブに光る。ペットはパッドをタッチする事で餌を得ることが出来、難易度は次第に上昇する。飼い主はアプリを使って遊ぶさまをリアルタイムで見ることが出来、前もって録音しておいたトレーニングのための掛け声を用いる事もできる。

CleverPetは他のスマートデバイスからも操作することが出来、Arduinoとも互換性がある。プログラミングに明るい人ならREST APIを使って独自のプログラムを実行する事も可能だ。

今、あなたにオススメ

関連ワード

ニュース速報

ワールド

伊プラダ、さらなる買収検討の可能性 アルマーニに関

ワールド

トランプ氏、マムダニ次期NY市長と21日会談 ホワ

ワールド

マクロスコープ:日中関係悪化、広がるレアアース懸念

ワールド

アジアのハイテク株急伸、エヌビディア決算でAIバブ
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:世界も「老害」戦争
特集:世界も「老害」戦争
2025年11月25日号(11/18発売)

アメリカもヨーロッパも高齢化が進み、未来を担う若者が「犠牲」に

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸送機「C-130」謎の墜落を捉えた「衝撃映像」が拡散
  • 2
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR動画撮影で「大失態」、遺跡を破壊する「衝撃映像」にSNS震撼
  • 3
    「まじかよ...」母親にヘアカットを頼んだ25歳女性、完成した「信じられない」大失敗ヘアにSNS爆笑
  • 4
    ロシアはすでに戦争準備段階――ポーランド軍トップが…
  • 5
    アメリカの雇用低迷と景気の関係が変化した可能性
  • 6
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」…
  • 7
    「これは侮辱だ」ディズニー、生成AI使用の「衝撃宣…
  • 8
    衛星画像が捉えた中国の「侵攻部隊」
  • 9
    ホワイトカラー志望への偏りが人手不足をより深刻化…
  • 10
    【クイズ】中国からの融資を「最も多く」受けている…
  • 1
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 2
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後」の橋が崩落する瞬間を捉えた「衝撃映像」に広がる疑念
  • 3
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR動画撮影で「大失態」、遺跡を破壊する「衝撃映像」にSNS震撼
  • 4
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸…
  • 5
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披…
  • 6
    「死ぬかと思った...」寿司を喉につまらせた女性を前…
  • 7
    【銘柄】ソニーグループとソニーFG...分離上場で生ま…
  • 8
    【写真・動画】「全身が脳」の生物の神経系とその生態
  • 9
    筋肉の正体は「ホルモン」だった...テストステロン濃…
  • 10
    「ゲームそのまま...」実写版『ゼルダの伝説』の撮影…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 3
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 4
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後…
  • 5
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」は…
  • 6
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 7
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 8
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読…
  • 9
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR…
  • 10
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中