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米国株式市場=反落、ダウ349ドル安 エヌビディア決算や米金利見通しが焦点

2025年08月26日(火)06時13分

米国株式市場は反落して取引を終えた。ニューヨーク証券取引所(NYSE)で15日撮影(2025年 ロイター/Brendan McDermid)

[ニューヨーク 25日 ロイター] - 米国株式市場は反落して取引を終えた。先週末22日にはダウ工業株30種が過去最高値を更新しており、この日は米金利見通しや週内に控える半導体大手エヌビディアの決算が意識された。

米国株は22日、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が9月の連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げに着手する可能性を示唆したことを受けて大幅高となった。

ロングボウ・アセット・マネジメントのジェイク・ダラーハイド最高経営責任者(CEO)は「市場はジャクソンホール会議後の二日酔いの状態だ」とし、「投資家は一息ついているようだ」と述べた。

今週は29日にFRBがインフレ指標として重視する個人消費支出(PCE)価格指数、来週には雇用統計が発表される。パウエル議長は利下げを慎重に進めるとも発言しており、これらの経済指標が特に重要となる。

エヌビディアは27日の決算発表を前に1%上昇。同社の決算は活況を呈するAI(人工知能)トレードの重要な試金石として、今週最大の注目材料の一つとなる。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 45282.47 -349.27 -0.77 45605.25 45605.25 45273.09

前営業日終値 45631.74

ナスダック総合 21449.29 -47.24 -0.22 21466.47 21572.18 21400.09

前営業日終値 21496.54

S&P総合500種 6439.32 -27.59 -0.43 6457.67 6466.89 6438.06

前営業日終値 6466.91

ダウ輸送株20種 15814.56 -287.45 -1.79

ダウ公共株15種 1095.75 -13.73 -1.24

フィラデルフィア半導体 5756.30 +1.84 +0.03

VIX指数 14.79 +0.57 +4.01

S&P一般消費財 1867.41 -2.50 -0.13

S&P素材 580.54 -3.65 -0.62

S&P工業 1281.21 -13.20 -1.02

S&P主要消費財 887.81 -14.66 -1.62

S&P金融 884.73 -5.19 -0.58

S&P不動産 264.11 -1.42 -0.53

S&Pエネルギー 671.71 +1.77 +0.26

S&Pヘルスケア 1585.05 -23.13 -1.44

S&P通信サービス 399.40 +1.73 +0.44

S&P情報技術 5233.82 -4.47 -0.09

S&P公益事業 430.33 -5.03 -1.16

NYSE出来高 9.79億株

シカゴ日経先物9月限 ドル建て 42550 - 220 大阪比

シカゴ日経先物9月限 円建て 42540 - 230 大阪比

ロイター
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