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日米安保

安倍首相「尖閣は安保対象と確認」 日米対話強化で新枠組み協議へ

2017年2月11日(土)08時09分

安全保障面では、両首脳は、尖閣諸島が安全保障条約の適用対象であることを再確認したほか、中国を念頭に「力の行使や威嚇による、いかなる現状変更の試みにも反対する」との認識を共有。北朝鮮に対してはさらなる挑発を行わないよう求めるとともに、拉致問題の解決の重要性でも一致した。

普天間飛行場の全面返還に向け、「唯一の解決策である辺野古移設に向けて引き続き日米で協力する」とも述べた。

共同声明、米大統領が年内訪日へ

一方、日米両国は会見後に共同声明を発表し、安倍首相が本年中のトランプ大統領の公式訪日を提案したことを明らかにした。併せて、ペンス副大統領の早期の東京訪問を歓迎し、トランプ氏は「これらの招待を受け入れた」という。

声明では、日本の防衛に対する米国のコミットメントを確認するとともに、両首脳は外務・防衛担当閣僚に対し、日米安全保障協議委員会(2+2)の開催を指示。

世界経済の需要強化に向けて「相互補完的な財政、金融および構造政策という3本の矢のアプローチを用いていく」との認識もあらためて確認した。

(梅川崇)

[ロイター]


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