最新記事

香港

中国批判の書店関係者が行方不明、行政長官は中国の関与否定

先週から行方不明となった李波氏は当局に中国本土で拘束された?

2016年1月5日(火)16時53分

中国当局に批判的な書籍を扱う香港の書店関係者5人が次々と行方不明に……

 香港の梁振英・行政長官は4日、中国政府に批判的な書籍を扱う書店の関係者5人が行方不明になっている件について、懸念を表明するとともに、中国当局が拘束したとの憶測を否定した。

 香港のCauseway Bay Booksの株主、李波(Lee Bo)氏は先週から行方不明となっている。また、中国政府に批判的な書籍の出版や販売に関わっている4人もここ数カ月、不可解な状況で行方が分からなくなっている。

 梁振英・行政長官は「この件をかなり懸念している」と述べたうえで、今のところ、李氏が中国の国家安全当局に拉致され中国本土に連れ去られたことを示すものは何もないと語った。

 李氏の妻はメディアに対して、李氏から電話があったが、番号が中国の番号だったようだとコメント。電話で李氏は、調査に協力している、と述べたという。

 また、別の3人は昨年、深圳で目撃されている。残りの1人はタイのリゾート地パタヤで目撃されたのを最後に行方が分からなくなっている。

 

[香港 4日 ロイター]


120x28 Reuters.gif

Copyright (C) 2015トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

トルコ、イランの弾道ミサイル迎撃 NATO防空シス

ワールド

対イラン作戦、現時点で地上部隊投入は含まれず=米報

ビジネス

ロシアのタンカー沈没、ウクライナ無人機攻撃か プー

ワールド

イラン外相「攻撃は米国が標的」と説明、カタールは否
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:トランプのイラン攻撃
特集:トランプのイラン攻撃
2026年3月10日号(3/ 3発売)

核開発の断念を迫るトランプ政権が攻撃を開始。イランとアメリカの本格戦争は始まるのか?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    イラン猛反撃、同士討ちまで起きる防空戦はいつまで続くのか
  • 2
    サファリ中の女性に悲劇...ライオンに「くわえ去られる」衝撃映像にネット騒然
  • 3
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビザの壁、会社都合の解雇、帰国後も続く苦境
  • 4
    縫いぐるみが相棒、孤独なサル「パンチくん」がバズ…
  • 5
    「外国人が増え、犯罪は減った」という現実もあるの…
  • 6
    「イランはどこ?」2000人のアメリカ人が指差した場…
  • 7
    少子化に悩む韓国で出生率回復...昨年過去最大の伸び…
  • 8
    「死体を運んでる...」Google Earthで表示される「不…
  • 9
    戦術は進化しても戦局が動かない地獄──ロシア・ウク…
  • 10
    核合意寸前、米国がイラン攻撃に踏み切った理由
  • 1
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからくりとリスク
  • 2
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビザの壁、会社都合の解雇、帰国後も続く苦境
  • 3
    BTS復活...でも、韓国エンタメが「苦境」に陥っている
  • 4
    縫いぐるみが相棒、孤独なサル「パンチくん」がバズ…
  • 5
    中国、4隻目の空母は原子力艦か──世界3番目の原子力…
  • 6
    村瀬心椛は「トップでなければおかしい」...スノボの…
  • 7
    「毎日が人生最後の日」だと思って酒を飲む...84歳医…
  • 8
    少女買春に加え、国家機密の横流しまで...アンドルー…
  • 9
    イラン猛反撃、同士討ちまで起きる防空戦はいつまで…
  • 10
    サファリ中の女性に悲劇...ライオンに「くわえ去られ…
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 3
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 4
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 5
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 6
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 7
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 8
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中