最新記事

SNS

フェースブックがあなたを負け犬にする

完璧なプロフィールに楽しげな書き込みと写真……自分以外はみんながハッピーに見える落とし穴

2011年2月10日(木)13時34分
リビー・コープランド

自分だけ惨め 心理学者も注目、SNSは他人の幸せを過大評価する傾向を増幅する? Erin Patrice O'Brien-Photodisc/Getty Images

 私たちが惨めな気持ちになる原因はたくさん挙げられるが、「自分だけが不幸せ」だと思い込むこともその1つだ。

 心理学の学術誌「パーソナリティー・アンド・ソーシャル・サイコロジー・ブレティン」の1月号に、「不幸な人は道連れを欲しがる」と題した論文が載っている。

 論文の筆者たちは、大学生が自分自身と友人たちの心理状態をどう考えているかを繰り返し調査した。すると、調査対象者はおおむね、友人たちの「意気消沈度」を過小評価しており、その結果、自分自身がますます意気消沈している場合が多かったという。...本文続く

──ここから先は2月9日発売の『ニューズウィーク日本版』 2011年2月16日号(カバー特集「エジプト危機 誤解と真実」)をご覧ください。
<デジタル版のご購入はこちら
<iPad版、iPhone版のご購入はこちら
<定期購読のお申し込みはこちら
 または書店、駅売店にてお求めください。

他にも
週99セントの専用メディアの成否を占う
■「iPad新聞の敵はマードック」
アネット・ベニング、コリン・ファースらを招いた本誌恒例座談会
■「オスカー俳優の本音が大暴走!」
エジプトのネット活動家のポートレートを集めた
■Picture Power「革命の礎を築いたネットの英雄」
など盛りだくさんです
<最新号の目次はこちら

[2011年2月16日号掲載]

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

利上げで経済界に一定の影響考えられる、注視したい=

ビジネス

商船三井、社長に田村専務が昇格へ 「次世代見据えた

ビジネス

ドル156円台に上昇、日銀の利上げ決定後上下

ビジネス

日銀、0.75%への利上げを決定 30年ぶり高水準
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:教養としてのBL入門
特集:教養としてのBL入門
2025年12月23日号(12/16発売)

実写ドラマのヒットで高まるBL(ボーイズラブ)人気。長きにわたるその歴史と深い背景をひもとく

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「最低だ」「ひど過ぎる」...マクドナルドが公開したAI生成のクリスマス広告に批判殺到
  • 2
    自国で好き勝手していた「元独裁者」の哀れすぎる末路が発覚...プーチンは保護したのにこの仕打ち
  • 3
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入ともに拡大する「持続可能な」貿易促進へ
  • 4
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦…
  • 5
    中国の次世代ステルス無人機「CH-7」が初飛行。偵察…
  • 6
    ゆっくりと傾いて、崩壊は一瞬...高さ35mの「自由の…
  • 7
    身に覚えのない妊娠? 10代の少女、みるみる膨らむお…
  • 8
    おこめ券、なぜここまで評判悪い? 「利益誘導」「ム…
  • 9
    9歳の娘が「一晩で別人に」...母娘が送った「地獄の…
  • 10
    円安と円高、日本経済に有利なのはどっち?
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切り札として「あるもの」に課税
  • 3
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入ともに拡大する「持続可能な」貿易促進へ
  • 4
    デンマーク国防情報局、初めて米国を「安全保障上の…
  • 5
    【衛星画像】南西諸島の日米新軍事拠点 中国の進出…
  • 6
    【実話】学校の管理教育を批判し、生徒のため校則を…
  • 7
    ミトコンドリア刷新で細胞が若返る可能性...老化関連…
  • 8
    自国で好き勝手していた「元独裁者」の哀れすぎる末…
  • 9
    「最低だ」「ひど過ぎる」...マクドナルドが公開した…
  • 10
    【銘柄】資生堂が巨額赤字に転落...その要因と今後の…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切り札として「あるもの」に課税
  • 3
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸送機「C-130」謎の墜落を捉えた「衝撃映像」が拡散
  • 4
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした…
  • 5
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 6
    「髪形がおかしい...」実写版『モアナ』予告編に批判…
  • 7
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だ…
  • 8
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 9
    インド国産戦闘機に一体何が? ドバイ航空ショーで…
  • 10
    ポルノ依存症になるメカニズムが判明! 絶対やって…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中