最新記事
SDGsパートナー

小中高の先生たちを、持続可能なビジネスモデルで支援 ARROWSが提供する「SENSEI よのなか学」とは?

2023年12月28日(木)13時00分
ニューズウィーク日本版編集部SDGs室 ブランドストーリー
「SENSEI よのなか学」を利用した授業の様子

「SENSEI よのなか学」を利用した実際の授業の様子

<「先生」という重要な仕事が、社会の変化で求められる要件も多様化する中、ARROWSは無料教材パッケージ「SENSEI よのなか学」で、質の高い教育の実現を目指す>

世界を変えるには、ニュースになるような大規模なプロジェクトや製品だけでは不十分。日本企業のたとえ小さなSDGsであっても、それが広く伝われば、共感を生み、新たなアイデアにつながり、社会課題の解決に近づいていく──。この考えのもと、ニューズウィーク日本版はこの春、「SDGsアワード」を立ち上げました。その一環として、日本企業によるSDGsの取り組みを積極的に情報発信していきます。

◇ ◇ ◇
  

社会が急速に変化し、先生に求められる要件も多様化する中で、株式会社ARROWSは学校を支援する様々な事業を展開している。その一つである「SENSEI よのなか学」は、企業と協働して独自の教材を開発し、先生に提供するというもので、社会的に重要な使命を背負った先生たちへの支援となると同時に、子どもたちにとっては新たな学びの機会となっている。

企業と連携してオリジナルの教材パッケージを先生に提供

SDGsのゴール4「質の高い教育をみんなに」を達成するためには、"教育を提供する側"の環境が充実していなくてはならない。一方で、日本の小中高では、時代の急速な変化を受け、先生たちへの期待値も上がっているのが現状だ。

株式会社ARROWSは"学校の先生"を支援するためのWebサービスや学習サービスを開発するといった「学校変革事業」を展開している。

同社が力を入れている事業の一つが、「SENSEI よのなか学」だ。この事業は、全国の小・中・高の先生向けに開発した完全オリジナルの学校授業用教材パッケージを提供するサービスとなっている。

Arrows_sub1.jpg

「SENSEI よのなか学」のパッケージの一例(ゴールドウインと共同開発)

教材は、日本や世界をリードする企業と連携して開発。企業のもつ最新の知見を子どもたちに必要な学びに変換し、さらに同社の会員である全国9万人の先生のニーズ調査をもとに制作している。

先生に提供されるパッケージは、1コマ完結型の内容で、映像や先生の授業用台本を中心とした5点セットのデータ。これを活用することで、先生が一人で新規作成すると20時間程度かかる授業準備時間を、30分程度に短縮することが可能になるという。

「これまでに、キリンホールディングスやGoogle、資生堂など40以上の企業と教材を制作し、100万人以上の子どもに教科書にはない『世の中に接続された学びの機会』を提供してきました」と、代表取締役社長兼よのなか学事業部長を務める浅谷治希氏は話す。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

FRB、政府閉鎖中も政策判断可能 代替データ活用=

ワールド

米政府閉鎖の影響「想定より深刻」、再開後は速やかに

ビジネス

英中銀の12月利下げを予想、主要金融機関 利下げな

ビジネス

FRB、利下げは慎重に進める必要 中立金利に接近=
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:高市早苗研究
特集:高市早苗研究
2025年11月 4日/2025年11月11日号(10/28発売)

課題だらけの日本の政治・経済・外交を初の女性首相はこう変える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 2
    「遺体は原型をとどめていなかった」 韓国に憧れた2人の若者...最悪の勘違いと、残酷すぎた結末
  • 3
    クマと遭遇したら何をすべきか――北海道80年の記録が語る「助かった人たちの行動」
  • 4
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 5
    「路上でセクハラ」...メキシコ・シェインバウム大統…
  • 6
    なぜユダヤ系住民の約半数まで、マムダニ氏を支持し…
  • 7
    虹に「極限まで近づく」とどう見える?...小型機パイ…
  • 8
    長時間フライトでこれは地獄...前に座る女性の「あり…
  • 9
    【銘柄】元・東芝のキオクシアHD...生成AIで急上昇し…
  • 10
    「これは困るよ...」結婚式当日にフォトグラファーの…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎の存在」がSNSで話題に、その正体とは?
  • 3
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 4
    9歳女児が行方不明...失踪直前、防犯カメラに映った…
  • 5
    「日本のあの観光地」が世界2位...エクスペディア「…
  • 6
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読…
  • 7
    だまされやすい詐欺メールTOP3を専門家が解説
  • 8
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」は…
  • 9
    虹に「極限まで近づく」とどう見える?...小型機パイ…
  • 10
    「遺体は原型をとどめていなかった」 韓国に憧れた2…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 3
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 4
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 5
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 6
    かばんの中身を見れば一発でわかる!「認知症になり…
  • 7
    悲しみで8年間「羽をむしり続けた」オウム...新たな…
  • 8
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読…
  • 9
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多…
  • 10
    お腹の脂肪を減らす「8つのヒント」とは?...食事以…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中