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1日3000歩でも認知症リスクが変わる?「ほどほどの散歩」がアルツハイマー進行を最大7年遅らせる

Daily Steps Can Slow Dementia

2025年12月11日(木)15時04分
ハンナ・ミリントン (ヘルス担当)

また論文の共著者のジャスミール・チャトワル医師は報道発表で、「アルツハイマー病の発症条件がそろっている人の中でも、認知機能低下の速度に違いがあるのはなぜか。どうやらこの病気の最初期では、ライフスタイルを変えることで症状の発現を遅らせることができるようだ。もちろん早めに変えることが大事だが」と述べている。


毎日の積み重ねが重要

今回の調査対象となったのは、まだ症状の出ていない50~90歳の296人。まず脳内のアミロイドβとタウの蓄積量をPETスキャンで測定し、その後はベルトに付けた歩数計で参加者の身体活動レベルを評価した。

その結果、1日に歩く歩数が多いほど、認知機能の低下速度が遅く、タウの蓄積も緩やかになることが分かった。ただしアミロイドβ蓄積レベルの低い人では、認知機能の低下と身体活動の有意な関連は認められなかった。

一方、「こうした観察研究だけでアルツハイマー病の進行と運動量に関係があると断定はできない」と指摘するのは、ロンドン大学クイーン・メアリー校の神経学者チャールズ・マーシャル教授だ(本研究には関与していない)。

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