観光客によるヒグマへの餌付けで凶暴化...74歳女性が「9頭のクマ」に食い荒らされた惨劇も
外国人観光客は1年で1.5倍もの急増
知床国立公園内でクマに餌付けしたのも、外国人観光客だったのだろうか。
確かに、知床半島を訪れる外国人観光客の人数は、近年激増している。
環境省資料「2021年以降の国立公園の利用動向等について」によると、国立公園を訪れる外国人観光客の人数は、コロナ禍で落ち込んだものの増加傾向が顕著だ。

国立公園別の内訳を見ると、羅臼岳を含む知床国立公園を訪問する外国人観光客の人数は、令和5年(2023年)に1万8005人だったのが、令和6年(2024年)には2万7446人と、約1.5倍もの急増を見せている。
「現場任せ」の対応は限界に達している
また、キャンピングカーで知床を訪れる観光客が増えており、現地ではごみ処理の問題が浮上している。
知床財団の投稿によれば、ごみの不法投棄も目撃されていて、対応に追われているという。
富士山ではマナーを守らない外国人登山客が急増し、弾丸登山を強行した挙句、低体温症に陥り救助される事例が後を絶たない。そのため、午後2時から午前3時までの入山は原則禁止(山小屋を予約している場合は除く)という対策がとられた。事実上、日帰りの弾丸登山が不可能になったわけだ。
知床を訪問する外国人観光客の急増ぶり、およびマナーの問題を見る限り、いずれ知床で今回のような事件が発生しても不思議ではない状況が続いていたとは言えるだろう。
これ以上、ヒグマの襲撃によって命を落とす方を生まないために。また、ヒグマと人間が共生する、世界でもまれな知床国立公園の貴重な環境を守るためにも、日本人観光客だけでなく、外国人観光客への周知の徹底や、新たなルール作りがより一層必要になってくるのは間違いないだろう。
ネットで高まる外国人観光客への不信感を払拭するためにも、現場の努力任せにするのではなく、政府や行政機関が率先して対応策を練ることがいま必要ではないだろうか。

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