ふわふわの「白カビ」に覆われたイチゴを食べても、健康に問題ないのか?
Photo of Disturbing Discovery in Box of Fruit Goes Viral: 'Not Normal?'

Oleksandr Lytvynenko-shutterstock
<「5個以上は食べてた」――イチゴの写真とともに投稿されたSNSの一言が、議論を呼んでいる...>
「イチゴを数粒食べたあとで、箱の中でカビに覆われた1粒を発見した」というSNSへの投稿が思わぬ反響を呼んでいる。
「気づく前に5個以上は食べてた...」という投稿タイトルに添えられた写真には、白カビに覆われた1粒のイチゴがプラスチック容器の隅に写っており、次のように記されていた。
「すごく美味しかったんだけど......1粒ずつ洗っていたから気づかなかった。しかも容器のプラスチックと同化してて見えなかった。あぁぁぁぁぁぁぁ」
■【話題のSNS】「ふわふわのイチゴの白カビ」に関する投稿 を見る
食べても大丈夫なのか?
アメリカ農務省(USDA)の食品安全検査局(FSIS)によると、「水分の多い果物や野菜は、表面下までカビが浸透することがある」といい、「カビには根のような構造があり、食品内部にまで入り込む可能性がある」という。
また、一部のカビがアレルギー反応や呼吸器系の不調を引き起こすほか、「マイコトキシン(Mycotoxin)」という毒素を産生し、健康被害につながることもあると食品安全検査局(FSIS)は警告している。
しかし、医療専門家によれば、今回のようなケースは不快ではあるものの、健康な人にとっては通常は心配するようなことではないという。