最新記事
ペット

保護犬の体にいくつも「しこり」が...その正体は、人間による「陰惨すぎる行為」を示すものだった

Owner Feels Bump in Rescue Dog's Leg, Leads Them To Uncover Horrific Past

2025年5月31日(土)19時03分
リズ・オコネル
保護犬の身体からみつかったしこりの正体

@mymerrymutts/Instagram

<保護犬を引き取った夫婦が身体にいくつも「しこり」があるのを発見して獣医に連れて行くと、その正体は病気ではなく、近しい人間による陰惨な行為の証拠だった>

保護犬を引き取った飼い主が、その犬の身体にいくつもの「しこり」があるのを見つけた。病気を疑って獣医を訪れた飼い主だったが、そこで見つかったのは、この犬が人間によってこれまでにどれだけ悲惨な目にあわされてきたかを示す「証拠」となるものだった。

■【写真】鬼畜の所業...保護犬の身体から見つかった、いくつもの「しこり」の正体とは? 「今も人間に怯える」

「ブラッサム」と名付けられたこの犬の飼い主であるキャロライン・ハウグさんは、ブラッサムが過去に様々な問題を抱えていたことは承知していた。しかし今回の発見は、あまりにも心が痛むものだったという。ハウグさんは、ブラッサムの様子をSNSに投稿している。

ハウグさんは本誌の取材に対し、夫と共に保護犬のブラッサムの里親になったのは、ブラッサムが生後9カ月頃のことだったと語る。

アメリカン・ブルドッグとボクサーのミックスであるブラッサムは、これまで里親を転々としていた。一度は引き取られたものの、同胎犬シンドローム(同胎の子犬を一緒に育てた場合に発生する可能性のある行動上の問題)が原因で戻されてしまったという。以前の飼い主は、ブラッサムをきょうだいから離すのが最善だと考えたようだ。

ハウグさんは、檻の中で怯えているブラッサムの姿を見て、里親になって引き取ることを決めたという。ブラッサムは檻の奥でうずくまり、あらゆるものに怯えていた。さらに、重度の低体重で肋骨が浮き出ていた。

テクノロジー
「誰もが虜になる」爽快体験...次世代エアモビリティが起こす「空の移動革命」の無限の可能性
あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

スズキ、中国レアアース輸出規制で「スイフト」生産停

ワールド

中国、「台湾関連」ハッカーに懸賞金 サイバー攻撃の

ビジネス

米シティ、中国で技術職3500人削減へ グローバル

ビジネス

ドイツ、法人税軽減策を閣議承認 460億ユーロ規模
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:韓国新大統領
特集:韓国新大統領
2025年6月10日号(6/ 3発売)

出直し大統領選を制する李在明。「政策なきポピュリスト」の多難な前途

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    日本の「プラごみ」で揚げる豆腐が、重大な健康被害と環境汚染を引き起こしている
  • 2
    一瞬にして村全体が消えた...スイスのビルヒ氷河崩壊の瞬間を捉えた「恐怖の映像」に広がる波紋
  • 3
    日本の女子を追い込む、自分は「太り過ぎ」という歪んだ認知
  • 4
    猫に育てられたピットブルが「完全に猫化」...ネット…
  • 5
    あなたも当てはまる? 顔に表れるサイコパス・ナルシ…
  • 6
    女性が愛馬に「後輩ペット」を紹介...亀を見た馬の「…
  • 7
    韓国大統領選挙、イ・ジェミョンが勝利宣言「第1の使命…
  • 8
    【クイズ】金属の錆を防ぐ「クロム」の産出量が、世…
  • 9
    大爆発で一瞬にして建物が粉々に...ウクライナ軍「Mi…
  • 10
    支持率が下がっていると言われているトランプ、アメ…
  • 1
    日本の「プラごみ」で揚げる豆腐が、重大な健康被害と環境汚染を引き起こしている
  • 2
    一瞬にして村全体が消えた...スイスのビルヒ氷河崩壊の瞬間を捉えた「恐怖の映像」に広がる波紋
  • 3
    大爆発で一瞬にして建物が粉々に...ウクライナ軍「MiG-29戦闘機」の空爆が、ロシア国内「重要施設」を吹き飛ばす瞬間
  • 4
    あなたも当てはまる? 顔に表れるサイコパス・ナルシ…
  • 5
    ペットの居場所に服を置いたら「黄色い点々」がびっ…
  • 6
    3分ほどで死刑囚の胸が激しく上下し始め...日本人が…
  • 7
    「ウクライナにもっと武器を」――「正気を失った」プ…
  • 8
    ウクライナが「真珠湾攻撃」決行!ロシア国内に運び…
  • 9
    「ホットヨガ」は本当に健康的なのか?...医師らが語…
  • 10
    【クイズ】生活に欠かせない「アルミニウム」...世界…
  • 1
    【定年後の仕事】65歳以上の平均年収ランキング、ワースト2位は清掃員、ではワースト1位は?
  • 2
    日本の「プラごみ」で揚げる豆腐が、重大な健康被害と環境汚染を引き起こしている
  • 3
    日本はもう「ゼロパンダ」でいいんじゃない? 和歌山、上野...中国返還のその先
  • 4
    一瞬にして村全体が消えた...スイスのビルヒ氷河崩壊…
  • 5
    大爆発で一瞬にして建物が粉々に...ウクライナ軍「Mi…
  • 6
    ドローン百機を一度に発射できる中国の世界初「ドロ…
  • 7
    あなたも当てはまる? 顔に表れるサイコパス・ナルシ…
  • 8
    【クイズ】EVの電池にも使われる「コバルト」...世界…
  • 9
    脂肪は自宅で燃やせる...理学療法士が勧める「3つの…
  • 10
    ペットの居場所に服を置いたら「黄色い点々」がびっ…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中