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やっぱりヤってた?...宇宙でのセックスという「公然の秘密」

Out-of-This-World Sex

2025年5月22日(木)16時50分
ローラ・フェイ・テネンバウム(元NASA職員)
宇宙飛行士の性事情

事情を知るNASAの担当者は「私にはその情報を開示する権限はない」と言い、ニヤリと笑った ILLUSTRATION BY MONTY VAZ-SLATE

<NASAの同僚が言った「私には、その情報を開示する権限はない」。NASAは決して認めないが、宇宙飛行士の性事情について>

「ほぼ全てのことがこっちには聞こえている」──ある日、ランチを共にしていたNASAの同僚が言った。国際宇宙ステーション(ISS)の運用を担当している女性だ。

この同僚によれば、管制センターではさまざまな方法により、宇宙飛行士の健康状態と心理状態、快適度全般をモニタリングしている。

「管制官は常に注意を払っている。安全を確保するためにね」「あらゆる種類のばかばかしい音が聞こえるんでしょうね。げっぷ、おなら、しゃっくり、おなかが鳴る音......」


「そのとおり」

「すごい!」と、私は身を乗り出した。「ついに本当のことを聞ける日が来たのかも」

NASAで広報の仕事をしていた私が一般の人たちからよく聞かれることが2つあった。まず、トイレ関係のこと。この種の質問に答えるのは難しくない。NASAの面々はお漏らしやトイレの故障、おむつといった話題はかなり開けっ広げに話をする。

問題はもう2つの質問のほう。セックス事情についてだ。

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