最新記事
ペット

列すら守らず...ウォータースライダーを覚えてしまった犬の「本能むき出し」ぶりにネット騒然

Labrador Cuts in Front of Children on Waterslide to Get Her Turn—"Me First"

2024年9月5日(木)20時10分
リズ・オコネル
夏の犬

(写真はイメージです) Happy Pets Photography-Shutterstock

<「どいて、私が先よ」──先をゆく子供を平気で追い越し、取り憑かれたように何度も滑っては上るラブラドールレトリバー。大胆不敵な姿勢にも注目が集まっている>

子供たちがウォータースライダーを楽しんでいるのをじっと見つめていた犬だったが、とうとう誘惑に負け、自分も太陽の下で楽しもうと列に割って入った。

TikTokに投稿されたこの動画は再生回数300万回を超えており、子供の遊びに加わったラブラドールレトリバーの大興奮ぶりにたくさんの人が夢中になった。

【動画】「私が先だから」ウォータースライダーの楽しさを覚えてしまった犬にネット爆笑

飼い主のサラ・スパイクスは、それまで犬をウォータースライダーで遊ばせたことがなかったため、今回の行動は驚きだったと話している。ウォータースライダーに熱中する姿にみんな笑いが止まらなかったという。

スパイクスは本誌に対してTikTok経由で、「彼女(犬)は少しの間、子供たちが上り下りするのを座って見ていました。何をしているのか理解するまでそうしていたのでしょう」と語った。「そして走り出しました。その時点で私たちは何が起きようとしているのか分かっていませんでした」

8月にTikTokアカウント@sarahspikesrealtorが投稿したこの動画には、犬が家庭用ウォータースライダーの階段を上っていく様子が映っている。この犬がウォータースライダーで遊び始めて2回目か3回目のシーンを撮影したものだが、犬は自分が何をしているかを正確に理解しているように見える。

階段と滑り台の間にある仕切り壁を飛び越え、先に階段を上っていた子供の前に割り込むと、ウォータースライダーのスタート地点へと一直線に駆け上がっていく。

動画のキャプションは、この犬が考えていたであろうことを代弁している。「どいて、私が先よ」

大胆不敵にも、犬は腹ばいになって頭から滑り台にダイブ。下に到達する頃にはコントロールがきかないほど加速しており、小さなプールに突っ込むときにはほとんど体がひっくり返っていた。彼女はというと気にする様子もなく、すぐに体勢を立て直して次のラウンドへと出発した。

「私たちがそのままにさせていれば、彼女は一日中そこにいたはず!」とスパイクスは話す。「オーバーヒートしたり、疲れ切ったりしないよう、彼女を制御しないといけませんでした」

この動画には9月5日の時点で、40万以上の「いいね!」と2000件以上のコメントが寄せられている。

太陽の下で楽しんでいるように見えても、犬の限界に注意することが重要だ。犬も熱中症にかかり、熱射病や心不全のような深刻で致命的な症状を引き起こす可能性があるためだ。

アメリカン・ケネル・クラブ(AKC)は、犬が熱中症になったときの兆候として次のようなものを挙げている。

・激しい息切れ
・激しい唾液分泌
・皮膜部分の紅潮
・呼吸困難

(翻訳:ガリレオ)

ニューズウィーク日本版 ジョン・レノン暗殺の真実
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2025年12月16日号(12月9日発売)は「ジョン・レノン暗殺の真実」特集。衝撃の事件から45年、暗殺犯が日本人ジャーナリストに語った「真相」 文・青木冨貴子

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

現状判断DI前月比0.4ポイント低下の48.7=1

ビジネス

中国銅輸入量、11月は2カ月連続減 価格高騰で

ワールド

ドイツ外相、訪中へ レアアース・鉄鋼問題を協議

ワールド

ミャンマー経済に回復の兆し、来年度3%成長へ 世銀
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:日本時代劇の挑戦
特集:日本時代劇の挑戦
2025年12月 9日号(12/ 2発売)

『七人の侍』『座頭市』『SHOGUN』......世界が愛した名作とメイド・イン・ジャパンの新時代劇『イクサガミ』の大志

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価に与える影響と、サンリオ自社株買いの狙い
  • 2
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした「信じられない」光景、海外で大きな話題に
  • 3
    健康長寿の鍵は「慢性炎症」にある...「免疫の掃除」が追いつかなくなっている状態とは?
  • 4
    キャサリン妃を睨む「嫉妬の目」の主はメーガン妃...…
  • 5
    兵士の「戦死」で大儲けする女たち...ロシア社会を揺…
  • 6
    ホテルの部屋に残っていた「嫌すぎる行為」の証拠...…
  • 7
    人生の忙しさの9割はムダ...ひろゆきが語る「休む勇…
  • 8
    『ブレイキング・バッド』のスピンオフ映画『エルカ…
  • 9
    仕事が捗る「充電の選び方」──Anker Primeの充電器、…
  • 10
    ビジネスの成功だけでなく、他者への支援を...パート…
  • 1
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした「信じられない」光景、海外で大きな話題に
  • 2
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価に与える影響と、サンリオ自社株買いの狙い
  • 3
    兵士の「戦死」で大儲けする女たち...ロシア社会を揺るがす「ブラックウィドウ」とは?
  • 4
    健康長寿の鍵は「慢性炎症」にある...「免疫の掃除」…
  • 5
    戦争中に青年期を過ごした世代の男性は、終戦時56%…
  • 6
    ホテルの部屋に残っていた「嫌すぎる行為」の証拠...…
  • 7
    イスラエル軍幹部が人生を賭けた内部告発...沈黙させ…
  • 8
    【クイズ】アルコール依存症の人の割合が「最も高い…
  • 9
    キャサリン妃を睨む「嫉妬の目」の主はメーガン妃...…
  • 10
    人生の忙しさの9割はムダ...ひろゆきが語る「休む勇…
  • 1
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 2
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後」の橋が崩落する瞬間を捉えた「衝撃映像」に広がる疑念
  • 3
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸送機「C-130」謎の墜落を捉えた「衝撃映像」が拡散
  • 4
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした…
  • 5
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR…
  • 6
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披…
  • 7
    「髪形がおかしい...」実写版『モアナ』予告編に批判…
  • 8
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 9
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 10
    インド国産戦闘機に一体何が? ドバイ航空ショーで…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中