【現地発レポート】米株市場は「個人投資家の黄金時代」に...人気の2銘柄、2026年の注目は?
「知識や市場へのアクセスが向上し、高度な取引基盤も整ったことで、個人投資家にとっては一種の黄金時代に入っている」――トレードステーションのグローバル市場戦略責任者、デービッド・ラッセル氏はこう述べた。
もっとも、2025年の相場をけん引してきたAI関連銘柄には不透明感もくすぶる。投資家がポートフォリオの分散を進める可能性があることから、26年が25年の記録を上回る年になるとみる向きは少ない。
ネット証券「eToro」の米国投資アナリスト、ブレット・ケンウェル氏は金融、通信、一般消費財、エネルギー、鉱山、金鉱山関連のETFが好調となる可能性があると予想する。ただ「個人投資家の関心は結局のところハイテク株に向かいやすい。特に相場に変動があれば、2026年も再びハイテク株に注目が集まりそうだ」と話した。
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