ホラー映画が世界でブーム! ヒット続出、著名監督も参入、映画館の経営を救う

2025年7月13日(日)16時55分

映画業界が「テントポール」と呼ぶ大規模予算の映画(「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」や「マインクラフト/ザ・ムービー」など)は、依然として映画館の生命線だ。しかし、こうした大作が幅を利かせるようになり、中規模予算のラブコメやドラマは、映画館のスクリーンから追いやられてしまった。

このような状況下で、ホラー映画が静かに勢いを増している。

コムスコアによると、ホラー映画は、2017年に米国とカナダで初めて興行収入10億ドルの壁を突破した。スティーブン・キングの小説の映画化作品「IT/イット」や、ジョーダン・ピール監督が人種間の不平等を描いた「ゲット・アウト」のヒットがきっかけだ。

アンペア・アナリシスによると、ハリウッドのストライキが製作に大きな影響を与えた2023年を含めても、米国のプロデューサーによるホラー映画の新作発表は、過去3年間毎年増加している。

アンペアの調査によると、昨年米国で製作されたホラー映画の本数は、2023年と比較して21%増加した。アナリスト、アリス・ソープ氏は顧客向けレポートの中で、「パンデミック以降、芸術性の高い作品や、一部のテントポール作品が世界の興行収入で苦戦する中、ホラー映画は依然として、観客が映画館で鑑賞する重要なジャンルの一つだ」と指摘。彼女自身の消費者調査では、18歳から24歳の映画鑑賞者の3分の2が最も好きなジャンルとしてホラー映画を挙げている。

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