最新記事
ファッション

完全コピー? 過激衣装で外出するキム・カーダシアンに「ビアンカっぽい」「キム・センソリ」と疑問の声

2024年8月23日(金)12時55分
千歳香奈子
キム・カーダシアン

キム・カーダシアン(4月13日、米ロサンゼルス)  Tinseltown-Shutterstock

<カニエ・ウェストの妻ビアンカ・センソリの装いを元妻のキム・カーダシアンが真似しているとして話題に。「自分の方が上手く着こなせることを証明しようとしている」との推察も>

タレントで実業家でもあるキム・カーダシアンが、2022年に離婚した元夫でラッパーのカニエ・ウェストの妻ビアンカ・センソリのスタイルを彷彿させるルックを披露し、ネットをざわつかせている。

【写真】キム・カーダシアンの「キム・センソリ」「ビアンカっぽい」と言われる過激衣装

キムは8月20日に自身のインスタグラムを更新し、白いレオタードとタイツ姿で外出する様子を公開。大胆な装いが何かと話題のビアンカを完全コピーしたかのようなルックに、「キム・センソリだ」「ビアンカっぽい」との声が相次いでいる。

肌が透けて見えるシースルー素材など露出度の高いビアンカに比べて控えめなのが唯一の違いだと指摘するメディアもあるが、ファンは「何がしたいの?」と困惑。「たくさんの衣装を持っているあなたのような人が、なぜ路上で下着を着ているのか理解できない」「なぜこの格好?他にどんな洋服でも着られるのに」など、資産17億ドル越えとされるキムに似つかわしくないとの声も寄せられている。

キムからビアンカへのメッセージ?

カニエは妻のファッションをコントロールしたがることで知られ、ビアンカの過激なスタイルは夫の趣味だと言われている。一方でキムに対しては、ビアンカとは真逆で肌の露出を控えさせていただけに、これはキムからビアンカへのメッセージとも受け取れる。

世間の関心を集める可能性が高いことを知りながら意図的に投稿したと推察できるだけに、ビアンカをディスっているとの声や、カニエに対して自分の方が上手く着こなせることを証明しようとしている可能性なども取りざたされている。

2人がそっくりなファッションを披露するのは、これが初めてではない。結婚当初はビアンカの方がキムを意識し、メタリックなビキニや胸元が大きく開いた白いドレスなどキムを真似たファッションが話題を呼んだ。

また、最近ではカニエとの間の長女ノースが、ファーの帽子をかぶってぬいぐるみを抱くビアンカのスタイルをコピーしているが、キム自身も過去にこのスタイルを真似たことがある。

キムはビアンカの「ほぼ裸」の衣装が子供たちに悪影響だと考えており、カニエに対して子供たちの前では露出を控えさせるよう警告したと伝えられているだけに、ビアンカを真似たファッションの真意を深読みしたくなるユーザーが多かったようだ。

[筆者]
千歳香奈子
北海道・札幌市出身。1992年に渡米し、カリフォルニア州サンタモニカ大学で写真を学ぶ。96年アトランタ五輪の取材アシスタントとして日刊スポーツ新聞社アトランタ支局に勤務。ロサンゼルス支局、東京本社勤務を経て99年よりロサンゼルスを拠点にハリウッドスターら著名人へのインタビューや映画、エンターテイメント情報等を取材、執筆している。日刊スポーツ新聞のサイトにてハリウッド情報や西海岸のトレンドを発信するコラムも寄稿中。著書に『ハリウッド・セレブ』(学研新書)。

ニューズウィーク日本版 世界最高の投手
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2025年11月18日号(11月11日発売)は「世界最高の投手」特集。[保存版]日本最高の投手がMLB最高の投手に―― 全米が驚愕した山本由伸の投球と大谷・佐々木の2025年

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

米給与の伸び鈍化、労働への需要減による可能性 SF

ビジネス

英中銀、ステーブルコイン規制を緩和 短国への投資6

ビジネス

KKR、航空宇宙部品メーカーをPEに22億ドルで売

ビジネス

中国自動車販売、10月は前年割れ 国内EV勢も明暗
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:高市早苗研究
特集:高市早苗研究
2025年11月 4日/2025年11月11日号(10/28発売)

課題だらけの日本の政治・経済・外交を初の女性首相はこう変える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    ドジャースの「救世主」となったロハスの「渾身の一撃」は、キケの一言から生まれた
  • 2
    『プレデター: バッドランド』は良作?駄作?...批評家たちのレビューは「一方に傾いている」
  • 3
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 4
    筋肉を鍛えるのは「食事法」ではなく「規則」だった.…
  • 5
    「座席に体が収まらない...」飛行機で嘆く「身長216c…
  • 6
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 7
    レイ・ダリオが語る「米国経済の危険な構造」:生産…
  • 8
    「非人間的な人形」...数十回の整形手術を公表し、「…
  • 9
    「爆発の瞬間、炎の中に消えた」...UPS機墜落映像が…
  • 10
    中年男性と若い女性が「スタバの限定カップ」を取り…
  • 1
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎の存在」がSNSで話題に、その正体とは?
  • 2
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 3
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 4
    『プレデター: バッドランド』は良作?駄作?...批評…
  • 5
    「座席に体が収まらない...」飛行機で嘆く「身長216c…
  • 6
    「遺体は原型をとどめていなかった」 韓国に憧れた2…
  • 7
    ドジャースの「救世主」となったロハスの「渾身の一…
  • 8
    「路上でセクハラ」...メキシコ・シェインバウム大統…
  • 9
    筋肉を鍛えるのは「食事法」ではなく「規則」だった.…
  • 10
    虹に「極限まで近づく」とどう見える?...小型機パイ…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 3
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 4
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 5
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 6
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 7
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読…
  • 8
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多…
  • 9
    お腹の脂肪を減らす「8つのヒント」とは?...食事以…
  • 10
    今年、記録的な数の「中国の飲食店」が進出した国
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中