アウシュビッツの隣の日常を描く『関心領域』...「異例の手法」で監督が観客に強いるもの
Ordinary Monsters
アメリカの著述家グレン・カーツは2014年、『ポーランドの3分間』(未邦訳)という本を刊行した。ナチスに占領される1年前に撮影されたポーランドのある村の映像を見たのをきっかけに、この村の歴史を調べた意欲作だ。
映像は、その村を休暇で訪れたカーツの祖父が撮影したもので、多くの人の人生を偶然捉えていた。ある記録係が言ったという。この映像がとりわけ貴重なのは、「平凡さが映像に記録されることはめったにないからだ」と。
『関心領域』は、それとは別のタイプの平凡を捉えている。やがて悲劇に変わる平凡ではなく、悲劇に強引に押し付けられた平凡だ。
ヘス夫妻は普通の人間だった。しかし、だからといって、彼らが怪物でなかったわけではない。そしてその怪物性は、例外ではなく標準に近いのだ。
THE ZONE OF INTEREST
『関心領域』
監督╱ジョナサン・グレイザー
主演╱クリスティアン・フリーデル、ザンドラ・ヒュラー
日本公開中(公式サイトはこちら)
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