最新記事
SNS

飛行機内で乗客がテイラー・スウィフトの曲を「大合唱」...投稿された「お祭り騒ぎ」動画に、「悪夢だ」の声も

Taylor Swift Fans Singalong on Plane Sparks Outrage: 'Nightmare'

2024年2月24日(土)13時05分
スー・キム
テイラー・スウィフト

メルボルンで開かれたテイラー・スウィフトの公演(2月16日) AAPIMAGE via Reuters

<テイラー・スウィフトの「The Eras Tour」に向かうファンたちが搭乗した機内の様子を捉えた動画には批判も起きている>

歌手のテイラー・スウィフトのファンが、航空機の中で大合唱する動画がTikTokで拡散され、「悪夢だ」といった批判が上がっている。動画には「フライト全体がスウィフティーズ(スウィフトのファン)だ」という文字が添えられており、機内で乗客たちが、音楽に合わせて歌いながら手を振る様子が映されている。

■【動画】「楽しそう」「最悪」 フライト中の機内で、乗客が「大合唱」を開始...「お祭り騒ぎ」動画に賛否両論

キャプションには「『The Eras Tour』への道のりは、こうでなくちゃ」と記されている。スフィトの世界ツアー「The Eras Tour」は、2月16〜18日までオーストラリア・メルボルンで行われ、これまでで最大規模の公演となった。

同地での3公演のうち最後の公演で、スウィフトは「初日の夜に9万6000人、2日目の夜に9万6000人、そして今夜も9万6000人......すべてツアー最大規模の公演で、3回もできた」と語った。X(旧ツイッター)には、彼女のステージの映像が投稿されている。

スウィフティーズが団結力を見せたのは、今回が初めてではない。2月初めには、スフィトのプライベートジェット機のフライト情報を追跡していた米フロリダ州の大学生ジャック・スウィーニーが、その飛行データをSNSで公開すると、ファンは結束して一斉にスウィーニーへの非難を開始した。

客室乗務員もアナウンス用の受話器で熱唱

スウィーニーが投稿したデータによると、スウィフトのプライベートジェットは、1月30日に米イリノイ州カホキアからミズーリ州セントルイスまでの約45キロを13分で移動したという。

スウィフトの弁護士は、スウィーニーがスウィフトのフライトの追跡を止めなければ、法的措置を取ると述べており、追跡アカウントによってスウィフトと彼女の家族は「直接的かつ回復不可能な損害、そして精神的・肉体的苦痛」を被ったと主張している。

今回の動画では、客室乗務員2人もアナウンスシステムの受話器に向かって歌っているように見える。機内には、カメラマンやマイクを持ったテレビ司会者の姿もある。

動画の投稿者は「搭乗前に、このフライトにはスウィフトのファンが乗っていて、(オーストラリアのテレビ局の)チャンネル9が撮影するというメールを受け取った」と別の投稿で説明している。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

クーグラー元FRB理事、辞任前に倫理規定に抵触する

ビジネス

米ヘッジファンド、7─9月期にマグニフィセント7へ

ワールド

アングル:気候変動で加速する浸食被害、バングラ住民

ビジネス

アングル:「ハリー・ポッター」を見いだした編集者に
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:世界最高の投手
特集:世界最高の投手
2025年11月18日号(11/11発売)

日本最高の投手がMLB最高の投手に──。全米が驚愕した山本由伸の投球と大谷・佐々木の活躍

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【写真・動画】「全身が脳」の生物の神経系とその生態
  • 2
    筋肉の正体は「ホルモン」だった...テストステロン濃度を増やす「6つのルール」とは?
  • 3
    ヒトの脳に似た構造を持つ「全身が脳」の海洋生物...その正体は身近な「あの生き物」
  • 4
    【銘柄】ソニーグループとソニーFG...分離上場で生ま…
  • 5
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披…
  • 6
    「死ぬかと思った...」寿司を喉につまらせた女性を前…
  • 7
    「不衛生すぎる」...「ありえない服装」でスタバ休憩…
  • 8
    「イケメンすぎる」...飲酒運転で捕まった男性の「逮…
  • 9
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後…
  • 10
    「腫れ上がっている」「静脈が浮き...」 プーチンの…
  • 1
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後」の橋が崩落する瞬間を捉えた「衝撃映像」に広がる疑念
  • 2
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披露目会で「情けない大失態」...「衝撃映像」がSNSで拡散
  • 3
    「死ぬかと思った...」寿司を喉につまらせた女性を前に、男性が取った「まさかの行動」にSNS爆笑
  • 4
    『プレデター: バッドランド』は良作?駄作?...批評…
  • 5
    ドジャースの「救世主」となったロハスの「渾身の一…
  • 6
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 7
    【写真・動画】「全身が脳」の生物の神経系とその生態
  • 8
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 9
    「イケメンすぎる」...飲酒運転で捕まった男性の「逮…
  • 10
    筋肉を鍛えるのは「食事法」ではなく「規則」だった.…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 3
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 4
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後…
  • 5
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 6
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 7
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 8
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読…
  • 9
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多…
  • 10
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中