最新記事
ライフハック

毎日を幸福に過ごす7つの習慣の1つ目が「運動」である理由

2024年2月16日(金)18時55分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部

幸福への二つの道

・いちばん幸福を感じているときをみつけ、その時間をできるだけ増やす。

・いちばん不幸だと感じているときをみつけ、その時間をできるだけ減らす。

幸福に直結する時間を増やし、それ以外の時間を減らす。もっと幸福になるには、不幸な状態をなくすのが近道だ。これは、さほど難しいことではない。これまでの経験から、不幸になりそうな状況を避けるだけでいい。

自分の幸福に直結しない活動(あるいは不幸に直結する活動)については、どうすればその活動を楽しめるかを順序立てて考える。うまくいけば、それでよし。うまくいかない場合、そうした状況を避ける方法を考えればいい。

(中略)

幸福になる毎日の習慣

不幸の原因を取り除いたら(少なくとも、それを取り除く行動計画を立てたら)、幸福の追求に全力を傾けるべきだ。そのために、何より大切にしなければならない時間が「いま」である。

幸福とは味わうべきものであり、幸福が存在するのは「いま」だけだ。過去 の幸福を思い出すことはできるし、将来の幸福を夢見ることはできるが、幸福をかみしめ、心ゆくまで味わえるのは「いま」しかない。

必要なのは、毎日を幸福に過ごす習慣を身につけることだ。それは、運動を日課に取り入れたり、規則正しい食事をしたりするのと同じことだ。わたしが毎日実践している7つの習慣を(中略)まとめた。

幸福になる7つの習慣

①運動をする
②頭の体操をする
③心を刺激する、芸術的な刺激を受ける、瞑想する
④他人に親切にする
⑤友人と楽しいひとときを過ごす
⑥自分にご褒美をあげる
⑦自分を祝福する

幸福な一日を送るのに欠かせないのが運動だ。汗を流したあとは、いつも気持ちがいい(汗を流している最中は、そうでもないが)。

身体を動かすとエンドルフィンが出るからではないだろうか。このホルモンには抗鬱作用があり、気分をよくする麻薬に似た効果がある(このホルモンをいくら出しても身体に害はないし、何といってもお金がかからない)。

よって、運動は日課にするべきだ。日課にしないと、億劫になってやらないものだ。わたしは仕事のある日は、たいてい出かけるまえに運動をすることにしている。予定外の仕事が入って、運動の時間が削られるのを避けるためだ。

出張が多いなら、チケットを取る際に運動の時間も確保しておく。必要とあれば、スケジュールを変更してでも運動する。会社の重役なら、午前10時までは会議を入れないよう秘書に命じておく。そうすれば、運動の時間がたっぷり取れ、その日の仕事に備えられる。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

米債市場の動き、FRBが利下げすべきとのシグナル=

ビジネス

米ISM製造業景気指数、4月48.7 関税コストで

ビジネス

米3月建設支出、0.5%減 ローン金利高騰や関税が

ワールド

ウォルツ米大統領補佐官が辞任へ=関係筋
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:英語で学ぶ 国際ニュース超入門
特集:英語で学ぶ 国際ニュース超入門
2025年5月 6日/2025年5月13日号(4/30発売)

「ゼロから分かる」各国・地域情勢の超解説と時事英語

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    日本の未婚男性の「不幸感」は他国と比べて特異的に高く、女性では反対に既婚の方が高い
  • 2
    マリフアナを合法化した末路とは? 「バラ色の未来が来るはずだったのに...」
  • 3
    タイタニック生存者が残した「不気味な手紙」...何が書かれていた?
  • 4
    ウクライナ戦争は終わらない──ロシアを動かす「100年…
  • 5
    インド北部の「虐殺」が全面「核戦争」に発展するか…
  • 6
    悲しみは時間薬だし、幸せは自分次第だから切り替え…
  • 7
    MRI検査で体内に「有害金属」が残留する可能性【最新…
  • 8
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」では…
  • 9
    クルミで「大腸がんリスク」が大幅に下がる可能性...…
  • 10
    【徹底解説】次の教皇は誰に?...教皇選挙(コンクラ…
  • 1
    日本史上初めての中国人の大量移住が始まる
  • 2
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 3
    MRI検査で体内に「有害金属」が残留する可能性【最新研究】
  • 4
    中国で「ネズミ人間」が増殖中...その驚きの正体とは…
  • 5
    ロシア国内エラブガの軍事工場にウクライナが「ドロ…
  • 6
    日本の未婚男性の「不幸感」は他国と比べて特異的に…
  • 7
    パニック発作の原因の多くは「ガス」だった...「ビタ…
  • 8
    マリフアナを合法化した末路とは? 「バラ色の未来…
  • 9
    使うほど脱炭素に貢献?...日建ハウジングシステムが…
  • 10
    私の「舌」を見た医師は、すぐ「癌」を疑った...「口…
  • 1
    【話題の写真】高速列車で前席のカップルが「最悪の行為」に及ぶ...インド人男性の撮影した「衝撃写真」にネット震撼【画像】
  • 2
    日本史上初めての中国人の大量移住が始まる
  • 3
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 4
    健康寿命を伸ばすカギは「人体最大の器官」にあった.…
  • 5
    【心が疲れたとき】メンタルが一瞬で “最…
  • 6
    間食はなぜ「ナッツ一択」なのか?...がん・心疾患・抜…
  • 7
    北朝鮮兵の親たち、息子の「ロシア送り」を阻止する…
  • 8
    【クイズ】世界で最も「半導体の工場」が多い国どこ…
  • 9
    クレオパトラの墓をついに発見? 発掘調査を率いた…
  • 10
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中