【AIバブルの兆候?】生成AIブームの余波で、汎用半導体の供給不足と価格高騰が加速
KB証券の調査部門トップのジェフ・キム氏は、現在の価格上昇が続けば来年は非HBM半導体の収益性がHBMを上回ると予想する。同氏の推計に基づくと、サムスン電子は7─9月の営業利益率が一般的なDRAMで約40%、HBMで60%だ。マイクロンは先月、26年にはHBMと非HBMの両方で健全な利益率を確保できるとの見通しを示した。
一方、米国の関税引き上げや、中国によるレアアース(希土類)輸出規制の拡大に伴うサプライチェーン(供給網)混乱の懸念など、既にコスト上昇に直面している家電メーカーやサーバーメーカーは半導体価格高騰で利益がさらに圧迫されるリスクに直面する。一部の企業はコスト上昇分を消費者に転嫁し始めている。
スーパーサイクルに慎重な見方も
非HBM半導体の収益性改善を受けてメモリーメーカー株は今年に入って上昇。サムスン電子の株価は80%超値上がりし、SKハイニックスとマイクロンの株価もそれぞれ170%、140%急騰している。
ただ、投資家の間ではAIバブルの兆候に対する警戒感も強まっている。
テックインサイツのハッチソン氏は「スーパーサイクルという表現は大げさだ」と述べ、現在の状況は通常1ー2年続く典型的な供給不足の局面に過ぎないと指摘した。テックインサイツは27年に半導体業界が調整局面に入ると予想している。
アマゾンに飛びます
2025年12月16日号(12月9日発売)は「ジョン・レノン暗殺の真実」特集。衝撃の事件から45年、暗殺犯が日本人ジャーナリストに語った「真相」 文・青木冨貴子
※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
-
プロダクトエンジニア「ポテンシャル採用/大手や外資系など3000社に導入/HR SaaS「ミキワメ」/港区虎ノ門/東京都/東京メトロ日比谷線虎ノ門ヒルズ駅から徒歩2分
株式会社リーディングマーク
- 東京都
- 年収400万円~550万円
- 正社員
-
人事マネージャー候補/外資系大手オンラインメディア企業
株式会社クリーク・アンド・リバー社
- 東京都
- 年収750万円~950万円
- 正社員
-
総務/外資系証券会社の総務/平日週5日勤務/年間休日120日
ワークスアイディ株式会社
- 東京都
- 月給25万円~30万円
- 正社員
-
外資系医療機器メーカーで活躍「医療機器営業」完休2日
フラームジャパン株式会社
- 東京都
- 月給27万3,058円~33万円
- 正社員





