ピットブルが乳児を襲う現場を警官が目撃...犠牲になった祖父と生後3カ月の孫の姿

警官が駆けつけて見た「最悪の瞬間」...ピットブル襲撃で亡くなった祖父と生後3カ月孫の姿　WSMV 4 Nashville

＜テネシー州で、50歳の祖父と生後3カ月の孫娘がピットブルに襲われ死亡する痛ましい事件が起きた。通報を受けて駆けつけた警官は、赤ちゃんを襲う犬の姿を目撃。家族は、突然奪われた2人の「生前の姿」を明かし、深い悲しみを語っている＞

テネシー州で、50歳の祖父と生後3カ月の孫娘がピットブルに襲われて命を落とすという痛ましい事件が発生した。

【動画】警官が目撃した「乳児を襲うピットブル」...死亡した祖父と生後3カ月の孫の姿

タラホーマ警察署によると、12月3日午後3時頃、成人男性と乳児がピットブルに襲われているとの通報が寄せられた。

警察のプレスリリースによれば、駆けつけた警察官らは、ピットブルが乳児を襲っている現場を目撃したという。リリースには次のように記されている。

「攻撃を止めるため、犬は射殺されました。残念ながら、両方の被害者がすでに死亡していることは明らかでした」

遺族は支援を求めて GoFundMe を立ち上げ、次のように訴えている。

「私のフィアンセの曾祖母を代表し、家族が決して経験すべきでない悲劇の後、皆さまのご支援をお願いしています。彼女は息子と、生後3カ月の曾孫を、あまりにも突然で胸が張り裂けるような出来事で失いました。二人の大切な家族を同時に失う痛みは、言葉では言い表せません」

「さらに状況を悪化させたのは、悲劇の直後に家族の自宅も失われてしまったことです。彼らは数時間のうちに、大切な2つの命だけでなく、家、持ち物、そして安心して暮らせる場所までも奪われました。曾祖母は現在、残された6人の子どもたちを世話しようとしていますが、子どもたちは着る服も、寝るベッドも、行く場所さえありません」

「曾祖母の息子には生命保険がなく、葬儀費用など、多くの負担が家族に重くのしかかっています」