最新記事
仕事・子育て

2つのシンプルな行動で「指示通りに動く部下」が育つ!...1つ目は「名前呼び」、もう1つは?

2025年2月28日(金)16時35分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部

とはいえ、「いきなり意識を変えるのは難しい」と思った方も多いことでしょう。

実は、意識を変えなくてもすぐにできることがあります。

それは、相手との打ち合わせや話などをする際に、座る位置を変えることです。

会社の部下との1対1のミーティング、後輩と2人での食事、子どもに何かを注意する......、こんなとき「対面」に座る人が多いのではないでしょうか。

それを、できれば「横」、難しければ「90度の角度」に変更するのです。

たったこれだけで、おたがいに「この人は私より立場が上だ」「この人は私より下の立場にいる」という潜在的な思い込みがやわらぎ、これまでより親密な人間関係を構築しやすくなります。その結果、相手に「この人の言うことなら聞いてもいいかな」「この人が言うのだからやってみよう」という意識が芽生え、頼み事をしたときなどに動いてもらいやすくなるのです。

私の知人に、ある企業のトップセールスの方がいるのですが、彼は「お客様との大事な商談は、必ずカウンターで横並びになれる寿司屋かバーでやっている」と言います。これは、座る位置を「横」にすることで、意識しなくても相手との「横の関係」を維持しやすいからだそうです。

また、私が以前勤めていた会社に、とても話しやすく信頼できる上司がいました。その上司は自席の横に椅子を置いて、部下が相談にくるとそこに座らせていました。

今考えると、その上司は、相談に来た部下が自分と真正面で対峙しないよう工夫していたのだと思います。

「信頼関係を築く」と聞くと、ハードルが高いように思えますが、実はそれほど大変なことではありません。日常のやりとりをちょっと変えるだけでも相手との関係を深めることができます。

どちらの方法も、すぐに実践できることですので、ぜひ取り入れてみてください。


大平信孝
株式会社アンカリング・イノベーション代表取締役。目標実現の専門家。メンタルコーチ。中央大学卒業。長野県出身。脳科学とアドラー心理学を組み合わせた、独自の目標実現法「行動イノベーション」を開発。13冊の著作の累計発行部数は58万部を超え、中国、台湾、韓国、タイ、ベトナムなど海外でも広く翻訳されている。


『感情的にならず相手を「すぐやる人」にする34のコツ』書影

感情的にならず相手を「すぐやる人」にする34のコツ
 大平信孝[著]
 かんき出版[刊]

(※画像をクリックするとアマゾンに飛びます)


ニューズウィーク日本版 健康長寿の筋トレ入門
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2025年9月2日号(8月26日発売)は「健康長寿の筋トレ入門」特集。なかやまきんに君直伝レッスン/1日5分のエキセントリック運動

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

モディ印首相、中国との「関係改善に尽力」 習主席と

ワールド

インドネシア大統領、訪中取りやめ 首都デモが各地に

ビジネス

中国製造業PMI、8月は5カ月連続縮小 内需さえず

ワールド

ロシア軍参謀総長、前線で攻勢主張 春以降に3500
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:健康長寿の筋トレ入門
特集:健康長寿の筋トレ入門
2025年9月 2日号(8/26発売)

「何歳から始めても遅すぎることはない」――長寿時代の今こそ筋力の大切さを見直す時

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    首を制する者が、筋トレを制す...見た目もパフォーマンスも変える「頸部トレーニング」の真実とは?
  • 2
    50歳を過ぎても運動を続けるためには?...「動ける体」をつくる4つの食事ポイント
  • 3
    「体を動かすと頭が冴える」は気のせいじゃなかった⋯最も脳機能が向上する「週の運動時間」は?
  • 4
    1日「5分」の習慣が「10年」先のあなたを守る――「動…
  • 5
    上から下まで何も隠さず、全身「横から丸見え」...シ…
  • 6
    就寝中に体の上を這い回る「危険生物」に気付いた女…
  • 7
    信じられない...「洗濯物を干しておいて」夫に頼んだ…
  • 8
    シャーロット王女とルイ王子の「きょうだい愛」の瞬…
  • 9
    映画『K-POPガールズ! デーモン・ハンターズ』が世…
  • 10
    世界でも珍しい「日本の水泳授業」、消滅の危機にあ…
  • 1
    信じられない...「洗濯物を干しておいて」夫に頼んだ女性が目にした光景が「酷すぎる」とSNS震撼、大論争に
  • 2
    プール後の20代女性の素肌に「無数の発疹」...ネット民が「塩素かぶれ」じゃないと見抜いたワケ
  • 3
    東北で大腸がんが多いのはなぜか――秋田県で死亡率が下がった「意外な理由」
  • 4
    1日「5分」の習慣が「10年」先のあなたを守る――「動…
  • 5
    皮膚の内側に虫がいるの? 投稿された「奇妙な斑点」…
  • 6
    飛行機内で隣の客が「最悪」のマナー違反、「体を密…
  • 7
    25年以内に「がん」を上回る死因に...「スーパーバグ…
  • 8
    豊かさに溺れ、非生産的で野心のない国へ...「世界が…
  • 9
    50歳を過ぎても運動を続けるためには?...「動ける体…
  • 10
    脳をハイジャックする「10の超加工食品」とは?...罪…
  • 1
    「週4回が理想です」...老化防止に効くマスターベーション、医師が語る熟年世代のセルフケア
  • 2
    こんな症状が出たら「メンタル赤信号」...心療内科医が伝授、「働くための」心とカラダの守り方とは?
  • 3
    「自律神経を強化し、脂肪燃焼を促進する」子供も大人も大好きな5つの食べ物
  • 4
    デカすぎ...母親の骨盤を砕いて生まれてきた「超巨大…
  • 5
    デンマークの動物園、飼えなくなったペットの寄付を…
  • 6
    「まさかの真犯人」にネット爆笑...大家から再三「果…
  • 7
    信じられない...「洗濯物を干しておいて」夫に頼んだ…
  • 8
    山道で鉢合わせ、超至近距離に3頭...ハイイログマの…
  • 9
    「レプトスピラ症」が大規模流行中...ヒトやペットに…
  • 10
    「あなた誰?」保育園から帰ってきた3歳の娘が「別人…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中