最新記事

BOOKS

大人として「恥ずかしい」思いをしないために読んでおくべき5冊の本

2022年4月15日(金)18時36分
flier編集部

時短ノウハウを学んで仕事の効率アップ

すきま時間を味方につける 10分仕事術(DOBOOKS)
 著者:滝岡幸子
 出版社:同文舘出版
 (※画像をクリックするとアマゾンに飛びます)

・どんな仕事も、小さな作業の集まり。だから、仕事は3~10分くらいの小さな作業に分解することができる。

・こま切れのすきま時間に、複数の小さな作業を同時に進める

そうした時短ノウハウを紹介しているのが、『すきま時間を味方につける 10分仕事術』です。

「仕事を分解する方法」や「すきま時間の見つけ方」といった「10分仕事術」のコアなノウハウだけでなく、「自分の業務を標準化する」「『探す』を減らす」などの「時短の原則」、「すぐに使える時短Tips」も紹介しています。

たとえば、「クイックルワイパーに5回分のシートを取りつけておき、使うたびに1枚ずつはがす」というTips。これを知って、私はすぐに実行しました。

すると、「不便」「ムダ」に意識が向くようになったのか、ゴミ箱に一度に5枚ほど袋をセットしておくようになりました。ささいなことですが、ゴミ捨てのたびに袋をセットしなくて済むので、楽です。

不思議なことに、本書を読むと「この作業はまとめてもいいかも」「なくしても困らないな」「このすきま時間にこの作業ができそう」と、「時短脳」が活性化するようです。

無理やりがんばるのではなく、時短に楽しく取り組むようになる、そんな仕事術の本です。ぜひ、お試しください。
(同文舘出版 ビジネス書編集部 竹並)

行動経済学の基礎知識

池上彰の行動経済学入門(働く君に伝えたい「本物の教養」)
 監修:池上彰
 出版社:学研プラス
 (※画像をクリックするとアマゾンに飛びます)

「人は、なぜそれを買うのか?」

本書では、様々なシーンの「買う」という行為を、わかりやすく解説しています。

売上を上げたいなら、二択より三択?

サブスクを解約できない...損切りができないのは「サンクコスト効果」のため?

なぜイケアの家具は、愛着がわくの?

人間の行動心理を読み解く「行動経済学」は、マーケティングやビジネスに役立つ知識として話題です。本書では、身近な事例から行動経済学を読み解いていきます。人間は、頭では「不合理だ」と思っていることでもやってしまう――。そこを分析するところに「行動経済学」の面白さがあります。

本書は池上彰氏監修のもと、ビジネスにもプライベートにも役立つ「行動経済学の基礎知識」をまとめています。各トピックを見開きで解説し、図解やイラストを使うことで「わかりやすさ」を重視しました。

今回創刊した「働く君に伝えたい本物の教養」シリーズでは、本書に加え、『佐藤優の地政学入門』も同日に発売しています。
(学研プラス 一般書チーム)

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

米肥満薬開発メッツェラ、ファイザーの100億ドル買

ワールド

米最高裁、「フードスタンプ」全額支給命令を一時差し

ワールド

アングル:国連気候会議30年、地球温暖化対策は道半

ワールド

ポートランド州兵派遣は違法、米連邦地裁が判断 政権
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:高市早苗研究
特集:高市早苗研究
2025年11月 4日/2025年11月11日号(10/28発売)

課題だらけの日本の政治・経済・外交を初の女性首相はこう変える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 2
    「座席に体が収まらない...」飛行機で嘆く「身長216cmの男性」、前の席の女性が取った「まさかの行動」に称賛の声
  • 3
    『プレデター: バッドランド』は良作?駄作?...批評家たちのレビューは「一方に傾いている」
  • 4
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 5
    筋肉を鍛えるのは「食事法」ではなく「規則」だった.…
  • 6
    「路上でセクハラ」...メキシコ・シェインバウム大統…
  • 7
    クマと遭遇したら何をすべきか――北海道80年の記録が…
  • 8
    【銘柄】元・東芝のキオクシアHD...生成AIで急上昇し…
  • 9
    なぜユダヤ系住民の約半数まで、マムダニ氏を支持し…
  • 10
    長時間フライトでこれは地獄...前に座る女性の「あり…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎の存在」がSNSで話題に、その正体とは?
  • 3
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 4
    9歳女児が行方不明...失踪直前、防犯カメラに映った…
  • 5
    「日本のあの観光地」が世界2位...エクスペディア「…
  • 6
    「遺体は原型をとどめていなかった」 韓国に憧れた2…
  • 7
    虹に「極限まで近づく」とどう見える?...小型機パイ…
  • 8
    「路上でセクハラ」...メキシコ・シェインバウム大統…
  • 9
    「座席に体が収まらない...」飛行機で嘆く「身長216c…
  • 10
    米沿岸に頻出する「海中UFO」──物理法則で説明がつか…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 3
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 4
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 5
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 6
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 7
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読…
  • 8
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多…
  • 9
    お腹の脂肪を減らす「8つのヒント」とは?...食事以…
  • 10
    悲しみで8年間「羽をむしり続けた」オウム...新たな…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中