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絵が苦手でも簡単に描ける「棒人間」を使えば、仕事の成果はこんなに上がる

2021年7月29日(木)18時12分
flier編集部

『棒人間図解大全──仕事に使える!』


 著者:MICANO
 出版社:自由国民社
(※画像をクリックするとアマゾンに飛びます)

どんなに絵が苦手な人でも、「絵心ゼロ」の人でもできる、画期的なビジュアルコミュニケーションスキル。それが本書で紹介する「棒人間で伝える」方法です。

ちょっとした伝言メモから企画・提案文書、POPやプレゼントカードまで、ちょこっと「棒人間」を描き入れれば、伝えたいことに気持ちやニュアンスが加わり、仕事はもちろん日常生活のさまざまなシーンでのアウトプット、コミュニケーションが劇的に豊かになります。

本書では棒(─)と丸(〇)さえ描ければ、だれでも自由に生き生きとした棒人間を描けるように、わかりやすく解説します。

また忙しい方にもすぐに活用していただけるよう、どんな場面でもそのまま写して使える「お手本棒人間」をたくさん掲載しました。本書で、あなたの人生に小さな幸せをもたらしてくれる「棒人間」たちとの出会いを経験していただければ、嬉しいです。

(編集部 竹内尚志)

『今さらだけど、ちゃんと知っておきたい「経営学」』


 著者:佐藤耕紀
 出版社:同文舘出版
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一従業員も「経営者目線を持て」と言われる時代、いったい何から学べばいいの? そんなモヤモヤから生まれた、「大人の学び直し」シリーズです。

本書では、著者が20年以上、防衛大学校で教えてきた「経営学」の講義内容を初公開。「なぜ、防衛大で経営学?」と思うかもしれませんが、防衛大は自衛隊のリーダーを育てる学校です。組織のマネジメントや戦略、リーダーシップといった経営学の知識が役に立つのです。

生徒にわかりやすく伝えようと改善を重ねてきた講義ノートは、「なぜ、吉野家はメニューを増やした?」「コカ・コーラはレシピの秘密をどう守っている?」「なぜ、セブン‐イレブンは急に増える?」等々、とにかく身近な事例とやさしい解説で、大人の知的好奇心を満たす内容になっています。

難しい専門書は理解しにくいし、図解やイラストばかりの本だと物足りない......。そんな、今こそマジメに学びたい人にオススメの「ビジネス教養書」です。

(ビジネス書編集部 戸井田歩)

『大暴落! その時、どう資産を守り、育てるか』


 著者:澤上篤人
 出版社:明日香出版社
(※画像をクリックするとアマゾンに飛びます)

2020年のコロナショックを経て、株式市場は拡大の一途を辿りました。とりわけ米国市場は高値を更新し続けています。しかしこれは、正当な評価を受けてのことなのか......? 市場には各国中央銀行による金融緩和に端を発した「バブル」との声もささやかれ、警戒する向きもあります。

本書では、日本に長期投資の考え方を根付かせ、20年におよぶ直販投信の販売を続けてきたさわかみ投信の創設者・会長の澤上篤人さんに、今後の展望を語っていただきました。

澤上氏は金融業界に勤めて50年のレジェンド。数々の危機をじかに目の当たりにしてきましたが、なかでも今回の「バブル」は異常だと説きます。バブルは必ず崩壊するもの。その時、金融市場はもとより、一般庶民の生活や経済活動には深刻なダメージを与えると言います。

私たちが知っておくべき暴落シナリオとその対策方法とは? 氏のかつてない警鐘と確信をまとめた、これからの行く末を展望する一冊です。

(編集部 田中)

flier編集部

本の要約サービス「flier(フライヤー)」は、「書店に並ぶ本の数が多すぎて、何を読めば良いか分からない」「立ち読みをしたり、書評を読んだりしただけでは、どんな内容の本なのか十分につかめない」というビジネスパーソンの悩みに答え、ビジネス書の新刊や話題のベストセラー、名著の要約を1冊10分で読める形で提供しているサービスです。

通勤時や休憩時間といったスキマ時間を有効活用し、効率良くビジネスのヒントやスキル、教養を身につけたいビジネスパーソンに利用されているほか、社員教育の一環として法人契約する企業も増えています。

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