最新記事

CEOインタビュー

「日本の動画マーケティング市場は我々の成長の原動力」

2017年8月9日(水)17時10分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部

ブライトコーブ社のデビッド・メンデルスCEO Newsweek Japan

<年々増加する動画マーケティングの需要。動画プロモーションに関わるさまざまなソリューションを展開するブライトコーブ社に聞く、今後の展望>

インターネットの高速化、スマートフォンの普及などにより身近になった動画視聴。それに伴い動画マーケティングの需要も年々増加している。SNSを活用した動画プロモーションのほか、B2Bや社内コミュニケーションのツールとしても、動画は非常に有効でパワフルなコンテンツになっている。

今回、動画配信クラウドサービスにおいて世界ナンバーワンのシェアを誇り、動画プロモーションに関わるさまざまなソリューションサービスを展開する、ブライトコーブ社のデビッド・メンデルスCEOが来日。動画マーケティングにおける今後の展望を聞いた。

動画マーケティングの進化は止まらない

――今回の来日の目的であるブライトコーブ社主催のカンファレンスについて。

動画ビジネスの最先端がわかる「Brightcove PLAY」というイベントを毎年ボストンで開催しており、日本では今年で4回目になります。日本には現在300社ほどの取引企業があり、直接お話できるとても素晴らしい場となっています。お客様がいまどういった課題や問題を抱えているかを伺いながら、我々の新しい技術や業界動向についてご紹介させていただきます。願わくば我々の技術で物事が良い方向に向かってくれればと思っています。

また今回のイベントには30社ほどのパートナー企業にも参加いただいており、動画業界のエコシステムが一同に介して次なる動画ビジネスの展望を見据える、とても有益なカンファレンスにもなっています。

――設立当初から振り返って動画マーケティングはどのように変化してきたのか。

動画展開がスタートした当初は、自分たちのホームページにテレビコマーシャルをそのまま載せようといったレベルだったと思います。それが現在ではお客様やパートナー、また社内でのコミュニケーションの中心に動画を据えるところが非常に増えました。ビジネスにおいても例えばECで活用したり、メールマガジンに埋め込んで配信するなど、お客様とのコミュニケーションにおいてあらゆるものに動画が組み込まれるようになりました。すでに動画は特別なものでなくなっていると思います。

――日本での動画マーケティングについてどのような手応えを感じているのか。

今回の開催で日本にかつてないほどの勢いを感じることができました。日本でのビジネスは7年前からスタートしているのですが、日本市場は世界の中でも我々の成長の原動力になっており、とても重要な市場と位置づけています。

現在日本では、放送事業社によるキャッチアップ配信やニュースチャンネルのクリッピングサービスのほか、一般の大手企業も含め、あらゆる業界で我々のサービスを利用していただいています。利用方法も商品の紹介ビデオから、顧客サービスや広報活動、社員トレーニング用の動画などさまざまです。いろいろな提案を組み合わせることで、あらゆる企業の問題や課題に対応できるサービスの展開を行っています。

今後期待しているのは、インターネット回線を使って新たな動画体験を展開しているOTT(Over The Top)サービスです。さまざまな企業が参入してきており、ますます市場が伸びていくのではないでしょうか。

※本記事は2017年7月14日に取材した内容をもとに構成しています。個人の役職名、肩書きなどは2017年7月14日当時の名称になります。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

再送-イスラエル、ガザ南部で軍事活動を一時停止 支

ワールド

中国は台湾「排除」を国家の大義と認識、頼総統が士官

ワールド

米候補者討論会でマイク消音活用、主催CNNが方針 

ワールド

米石油・ガス掘削リグ稼働数、22年1月以来の低水準
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:姿なき侵略者 中国
特集:姿なき侵略者 中国
2024年6月18日号(6/11発売)

アメリカの「裏庭」カリブ海のリゾート地やニューヨークで影響力工作を拡大する中国の深謀遠慮

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1

    この「自爆ドローンでロシア軍撃破の瞬間」映像が「珍しい」とされる理由

  • 2

    FRBの利下げ開始は後ずれしない~円安局面は終焉へ~

  • 3

    顔も服も「若かりし頃のマドンナ」そのもの...マドンナの娘ローデス・レオン、驚きのボディコン姿

  • 4

    ニシキヘビの体内に行方不明の女性...「腹を切開する…

  • 5

    米モデル、娘との水着ツーショット写真が「性的すぎ…

  • 6

    森に潜んだロシア部隊を発見、HIMARS精密攻撃で大爆…

  • 7

    なぜ日本語は漢字を捨てなかったのか?...『万葉集』…

  • 8

    メーガン妃「ご愛用ブランド」がイギリス王室で愛さ…

  • 9

    水上スキーに巨大サメが繰り返し「体当たり」の恐怖…

  • 10

    サメに脚をかまれた16歳少年の痛々しい傷跡...素手で…

  • 1

    ニシキヘビの体内に行方不明の女性...「腹を切開するシーン」が公開される インドネシア

  • 2

    接近戦で「蜂の巣状態」に...ブラッドレー歩兵戦闘車の猛攻で、ロシア兵が装甲車から「転げ落ちる」瞬間

  • 3

    早期定年を迎える自衛官「まだまだやれると思っていた...」55歳退官で年収750万円が200万円に激減の現実

  • 4

    米フロリダ州で「サメの襲撃が相次ぎ」15歳少女ら3名…

  • 5

    毎日1分間「体幹をしぼるだけ」で、脂肪を燃やして「…

  • 6

    カカオに新たな可能性、血糖値の上昇を抑える「チョ…

  • 7

    この「自爆ドローンでロシア軍撃破の瞬間」映像が「…

  • 8

    「クマvsワニ」を川で激撮...衝撃の対決シーンも一瞬…

  • 9

    認知症の予防や脳の老化防止に効果的な食材は何か...…

  • 10

    堅い「甲羅」がご自慢のロシア亀戦車...兵士の「うっ…

  • 1

    ラスベガスで目撃された「宇宙人」の正体とは? 驚愕の映像が話題に

  • 2

    半裸でハマスに連れ去られた女性は骸骨で発見された──イスラエル人人質

  • 3

    ニシキヘビの体内に行方不明の女性...「腹を切開するシーン」が公開される インドネシア

  • 4

    ウクライナ水上ドローンが、ヘリからの機銃掃射を「…

  • 5

    「世界最年少の王妃」ブータンのジェツン・ペマ王妃が…

  • 6

    接近戦で「蜂の巣状態」に...ブラッドレー歩兵戦闘車…

  • 7

    EVが売れると自転車が爆発する...EV大国の中国で次々…

  • 8

    ヨルダン・ラジワ皇太子妃の「マタニティ姿」が美しす…

  • 9

    早期定年を迎える自衛官「まだまだやれると思ってい…

  • 10

    ロシアの「亀戦車」、次々と地雷を踏んで「連続爆発…

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中