コラム

中国・蘇州で起きた日本人母子襲撃事件は本当に偶発か?

2024年07月07日(日)00時26分
ラージャオ(中国人風刺漫画家)/トウガラシ(コラムニスト)

ポイント

抗日鋤奸隊 ウィーチャットなどSNSで反日動画をシェアし、反日スローガンを叫ぶ若者グループ。日中戦争の民間人抗日組織「鉄血鋤奸団」「鋤奸隊」に由来。約1万人の参加者がいるグループも。

義和団の乱 清朝末期、列強やキリスト教の進出に反発した民衆が宗教的秘密結社の義和団に入って鉄道や教会を襲撃した事件。清朝は義和団を支持し各国に宣戦布告したが、逆に北京を占領された。

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プロフィール

風刺画で読み解く中国の現実

<辣椒(ラージャオ、王立銘)>
風刺マンガ家。1973年、下放政策で上海から新疆ウイグル自治区に送られた両親の下に生まれた。文革終了後に上海に戻り、進学してデザインを学ぶ。09年からネットで辛辣な風刺マンガを発表して大人気に。14年8月、妻とともに商用で日本を訪れていたところ共産党機関紙系メディアの批判が始まり、身の危険を感じて帰国を断念。以後、日本で事実上の亡命生活を送った。17年5月にアメリカに移住。

<トウガラシ>
作家·翻訳者·コラムニスト。ホテル管理、国際貿易の仕事を経てフリーランスへ。コラムを書きながら翻訳と著書も執筆中。

<このコラムの過去の記事一覧はこちら>

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高齢者医療専門家の和田秀樹医師が説く――脳の健康を保ち、認知症を予防する日々の行動と心がけ

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