プレスリリース

日本人女性の9人に1人がかかる乳がんサバイバーのQOL向上を考えるピンクリボンイベント10/5開催

2025年09月11日(木)11時00分
女性のQOL向上を目指して活動するSalon de Astarte(本社:長野県松本市、代表:紺 よう子)は、ピンクリボン月間にあわせ、乳がんサバイバーのQOL向上を考えるトークイベントを2025年10月5日に都内で開催します。


【ピンクリボン月間 乳がん体験者によるQOL向上イベント開催】
10月は乳がんの早期発見・早期治療の大切さを伝える「ピンクリボン月間」。全国で乳がんに関する様々な啓発イベントが開催されます。特に10月8日は乳がんの治療で失った胸を取り戻す「乳房再建を考える日」にあたります。これをうけて、Salon de Astarteでは10月5日(日)に乳がんと女性の心と身体について考えるトークイベントを開催します。

出演は17年前に乳がんから生還し、インスタグラムの累計再生回数824万回を記録した人気カウンセラーの紺 よう子。35歳の時に乳がんを発症し、右乳房の全摘出と再建で合計4回の手術を経験しました。2009年10月、手術前後の身体の変化を記録したドキュメンタリー写真集『その咲きにあるもの』(河出書房新社)を刊行。その後右胸を失った状態でも、女性のQOL向上を体現するために様々な活動をおこなっており、今回のイベントもその一環となります。ゲストにNPO法人キャンサーリボンズ理事であり、乳がん体験者コーディネーターでもある美容ジャーナリストの山崎 多賀子 氏をお迎えいたします。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/543582/LL_img_543582_1.jpg
山崎多賀子さんと紺よう子

【女性の9人に1人がかかる乳がん 求められる術後のメンタルケア】
女性が患うガンの中で最も多い乳がん。女性の9人に1人が経験すると推定されています。そんななか、検診率や治療技術の向上と並んで、がん患者のメンタルケアが重要視されています。診断時や治療中のメンタルケアについては、がん相談支援センターなどが行っているものの、治療後については、十分なケアがなされているとはいえません。再発の恐怖はもちろん、体力低下や長期にわたる通院検査しながらの社会復帰への不安など、治療中とは異なる悩みへの対応が必要となるのです。

特に多いのは、通院治療の過程で生じる脱毛や皮膚障害など、外見の変化で人に会うことを避けるようになる人です。他人の視線が気になり温泉などの入浴施設に行けなくなったり、下着のコマーシャルを見ただけで「自分は違う」と疎外感を感じることも。また、うつ伏せができなくなる、胸の開いた服を無防備に着られなくなる、友人との何気ない会話の中の「健康診断」や「がん」という単語にも過敏に反応してしまう、などお悩みは多岐にわたります。


【乳房全摘出から女性のQOL向上活動に至るまで】
17年前、紺ようこは「乳房全摘出」と宣告された時、女性失格の烙印を押されたように感じました。それはある意味がん告知よりもショックな宣告であり、生きる気力を失いかけた宣告でした。
手術は成功したものの、重度の鬱を発症していた紺を心配した主治医の勧めで心療内科を受診。数年かけてカウンセリングを受け心理学を学び、自身の容姿を受け入れ大切にできるようになりました。

その後、紺はかつての自分のような女性たちの助けになりたいという気持ちから、カウンセラーとして活動を開始しました。女性のQOL向上を目的とし、乳がんを含めた自身の体験をもとにした電子書籍は4冊にのぼり、Amazonベストセラー14冠達成。夫婦間コミュニケーションについて発信しているインスタグラムでは、累計再生回数824万回を記録しました。また「挑戦することで新しい自分に会える」を体現するために、ミス&ミセス・レジェンド・ユニバーサル・ジャパンコンテストにも挑戦。2025日本代表選考会のミセス部門に入賞し、日本代表として世界大会出場権を取得しました。

紺 ようこコメント「すべての女性に、ありのままの自分を受け入れていただきたいと思っています。無いものを受け入れて、あるものに感謝して、命の大切さと自分らしく生きて愛される勇気をもってほしいのです。」現在、新たな写真集の刊行を準備中。自らの意思でありのままの自分を表現するテーマとなっています。

《イベント概要》
タイトル:紺 よう子トークイベント「乳がんを力に、自分らしく輝く」
日時 :2025年10月5日(日)15時~16時30分
会場 :Victoria 1842 3階イベントスペース( https://victoria1842.com/ )
参加費 :お一人様1,500円(事前振り込み)
申込方法:webにて受付中。お申し込みページ https://forms.gle/6ZKU9TwCAQpBokDLA

《写真集仕様》
タイトル :『SCAR』
サイズ :A5判
価格 :3,500円(税込み)
ページ数 :102ページ
ロケ地 :長野県、東京都
発売予定日:2025年12月

Salon de Astarteホームページ https://salon-astarte.net/


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

無人機のポーランド領空侵犯、国連安保理が緊急会合開

ワールド

メキシコ、対中自動車関税を50%に引き上げへ 従来

ワールド

小林元経済安保相、自民総裁選への出馬表明 消費減税

ワールド

ネパール軍とデモ隊、暫定首相人事巡り協議再開 一部
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:世界が尊敬する日本の小説36
特集:世界が尊敬する日本の小説36
2025年9月16日/2025年9月23日号(9/ 9発売)

優れた翻訳を味方に人気と評価が急上昇中。21世紀に起きた世界文学の大変化とは

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?
  • 2
    埼玉県川口市で取材した『おどろきの「クルド人問題」』に書かれている実態
  • 3
    「なんて無駄」「空飛ぶ宮殿...」パリス・ヒルトン、6000万ドルのプライベートジェット披露で「環境破壊」と批判殺到
  • 4
    【クイズ】世界で1番「島の数」が多い国はどこ?
  • 5
    毎朝10回スクワットで恋も人生も変わる――和田秀樹流…
  • 6
    観光客によるヒグマへの餌付けで凶暴化...74歳女性が…
  • 7
    カップルに背後から突進...巨大動物「まさかの不意打…
  • 8
    謎のロシア短波ラジオが暗号放送、「終末装置」との…
  • 9
    村上春樹が40年かけて仕上げた最新作『街とその不確…
  • 10
    富裕層のトランプ離れが加速──関税政策で支持率が最…
  • 1
    「4針ですかね、縫いました」日本の若者を食い物にする「豪ワーホリのリアル」...アジア出身者を意図的にターゲットに
  • 2
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?
  • 3
    「怖すぎる」「速く走って!」夜中に一人ランニングをする女性、異変を感じ、背後に「見えたモノ」にSNS震撼
  • 4
    眠らないと脳にゴミがたまる...「脳を守る」3つの習…
  • 5
    埼玉県川口市で取材した『おどろきの「クルド人問題…
  • 6
    「あのホラー映画が現実に...」カヤック中の男性に接…
  • 7
    【動画あり】9月初旬に複数の小惑星が地球に接近...…
  • 8
    「生きられない」と生後数日で手放された2本脚のダ…
  • 9
    「なんて無駄」「空飛ぶ宮殿...」パリス・ヒルトン、…
  • 10
    エコー写真を見て「医師は困惑していた」...中絶を拒…
  • 1
    「4針ですかね、縫いました」日本の若者を食い物にする「豪ワーホリのリアル」...アジア出身者を意図的にターゲットに
  • 2
    「自律神経を強化し、脂肪燃焼を促進する」子供も大人も大好きな5つの食べ物
  • 3
    「まさかの真犯人」にネット爆笑...大家から再三「果物泥棒」と疑われた女性が無実を証明した「証拠映像」が話題に
  • 4
    信じられない...「洗濯物を干しておいて」夫に頼んだ…
  • 5
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?
  • 6
    「レプトスピラ症」が大規模流行中...ヒトやペットに…
  • 7
    「あなた誰?」保育園から帰ってきた3歳の娘が「別人…
  • 8
    将来ADHDを発症する「幼少期の兆候」が明らかに?...…
  • 9
    プール後の20代女性の素肌に「無数の発疹」...ネット…
  • 10
    「怖すぎる」「速く走って!」夜中に一人ランニング…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中