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メキシコ、対中自動車関税を50%に引き上げへ 従来20%

2025年09月11日(木)05時01分

メキシコのエブラルド経済相は10日、中国および他のアジア諸国からの自動車関税を50%と、従来の20%から引き上げる方針を明らかにした。ドローンから撮影した中国江蘇省南京の港。6月撮影(2025年 ロイター/cnsphoto via REUTERS)

[メキシコ市 10日 ロイター] - メキシコのエブラルド経済相は10日、中国および他のアジア諸国からの自動車関税を50%と、従来の20%から引き上げる方針を明らかにした。

記者団から中国に対する輸入関税について問われたエブラルド氏は、「われわれは、認められる最大水準まで関税を引き上げるつもりだ」と説明。「一定レベルの保護がなければ、競争することはほぼ不可能だ」と述べた。

エブラルド氏は、今回の措置は世界貿易機関(WTO)が定める制限の範囲内で実施され、メキシコの雇用を守るのが目的だと指摘。中国車が「基準価格を下回る」価格でメキシコ市場に流入しており、特に軽自動車と自動車部品部門が影響を受けていると述べた。

ロイター
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