イスラエルのカタール攻撃、失敗したとしても次は成功させる＝駐米大使

　９月１０日、イスラエルのイェヒエル・ライター駐米大使は、カタールで９日に行ったイスラム組織ハマス指導部を狙った空爆について、もしハマスの指導者たちを殺害できなかったとしても、次は成功するだろうと述べた。写真はイスラエルの攻撃で損傷した建物。９月９日、ドーハで撮影（２０２５年　ロイター/Ibraheem Abu Mustafa）

Maayan Lubell　Alexander Cornwell　Patricia Zengerle

[エルサレム/ドーハ/ワシントン １０日 ロイター] - イスラエルのイェヒエル・ライター駐米大使は１０日、カタールで９日に行ったイスラム組織ハマス指導部を狙った空爆について、もしハマスの指導者たちを殺害できなかったとしても、次は成功するだろうと述べた。

米議会議事堂複合施設で講演し、「テロリストがどこにいようと、われわれはそれを追跡し、われわれを破滅させようとする者たちを破滅させるつもりだ」と語った。

講演はイスラエルが一部のアラブ諸国との関係を正常化したアブラハム合意５周年を記念するイベントで行われた。

ライター氏はこの中でカタールを批判。「カタールはエルサレムのバス停で６人を殺害したテロリストを送り込んだハマスに資金を提供し、テロを支援しているのでなければ、何をしているのだ？」と述べた。