プレスリリース

法政大学大原社会問題研究所が第38回国際労働問題シンポジウム「プラットフォーム・エコノミー 新しい経済と私たちの働き方」を10月14日(火)に開催

2025年09月09日(火)14時00分
法政大学大原社会問題研究所(東京都町田市/所長:榎 一江)は、2025年10月14日(火)に第38回国際労働問題シンポジウム「プラットフォーム・エコノミー 新しい経済と私たちの働き方」(主催:法政大学大原社会問題研究所・ILO駐日事務所/後援:日本ILO協議会)を法政大学市ケ谷キャンパスにて開催します。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/543363/LL_img_543363_1.jpg
第38回国際労働問題シンポジウム 「プラットフォーム・エコノミー 新しい経済と私たちの働き方」

Web上のプラットフォームを介した経済活動「プラットフォーム・エコノミー」が広がり、労働力の取引にも活用されるようになってきました。マッチングアプリによる単発仕事、登録制で配達案件を請け負うデリバリー、オンラインで業務を受けるフリーランスなど、多様な働き方が広がっています。しかし、こうしたプラットフォーム労働では、たとえ雇用労働であっても、従来の社会保障制度が十分に機能しないことがあります。ILO(国際労働機関)は現在、プラットフォーム労働に関する新たな条約や勧告の検討を進めています。日本でも、働きがいのある人間らしい仕事(ディーセント・ワーク)の実現に向けて何が求められるのか、議論を深めたいと思います。
政労使はもちろん、学生や市民の皆さんなど、どなたでもご参加いただけます。


■開催概要
開催日時 :2025年10月14日(火)14:00~16:20
開催方法 :会場参加
開催場所 :法政大学市ケ谷キャンパス ボアソナード・タワー26階スカイホール
(JR・地下鉄「市ケ谷」または「飯田橋」駅下車 徒歩10分)
https://www.hosei.ac.jp/ichigaya/access/
参加費 :無料
参加申込 :10月9日(木)までに下記URLよりお申し込みください。
https://forms.gle/XmcsABkRA466jfRd8


■プログラム
【主催者挨拶】
榎 一江(法政大学大原社会問題研究所所長)
富田 望(ILO駐日代表)

【第1部 2025年第113回ILO総会について】
総会討議資料「Realizing decent work in the platform economy」より、日本の現状からの問題提起
「政府の立場から」 加藤 正嗣(厚生労働省 労働基準局労働条件政策課労働時間特別対策室長)
「労働者の立場から」 斉藤 俊和(連合 国際政策局長)
「使用者の立場から」 坂下 多身(経団連 労働法制本部 統括主幹)

【第2部 パネルディスカッション】
プラットフォーム経済においてディーセント・ワークを実現するために、何ができるか
「プラットフォーム労働とワークルールの課題」 沼田 雅之(法政大学法学部教授)
「スキマバイトの光と影――自由と引き換えの不安定を体験して」 黒川 伊織(会社役員/神戸大学協力研究員)
司会・モデレーター:藤原 千沙(法政大学大原社会問題研究所教授)


■大原社会問題研究所について
1919(大正8)年に大阪で創立。1949年に法政大学と合併、現在に至る。100年の歴史を誇る社会科学の分野では日本で最も古い歴史を持つ研究所。『大原社会問題研究所雑誌』(月刊)、『日本労働年鑑』、研究所叢書をはじめ、出版活動も積極的に展開。21世紀に生起する労働問題の解明を中心にしながら、同時にジェンダー、社会保障、環境、貧困などの諸問題の研究にも力を入れている。研究所所蔵の図書・資料は、社会・労働問題関係図書をはじめとする約21万冊。その他、貴重書、原資料、ポスター・写真などの社会運動関係の現物資料など多数を所蔵。インターネットを通じた情報公開と研究支援も積極的に展開している。


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

インドネシア新財務相「中銀と協力し流動性緩和」、 

ワールド

ネパール首相が辞任、反汚職デモ激化 首都空港が閉鎖

ビジネス

独VW、AIに最大10億ユーロ投資へ コスト削減目

ワールド

ロシアがウクライナ東部空爆、20人以上死亡 ゼレン
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:世界が尊敬する日本の小説36
特集:世界が尊敬する日本の小説36
2025年9月16日/2025年9月23日号(9/ 9発売)

優れた翻訳を味方に人気と評価が急上昇中。21世紀に起きた世界文学の大変化とは

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?
  • 2
    「4針ですかね、縫いました」日本の若者を食い物にする「豪ワーホリのリアル」...アジア出身者を意図的にターゲットに
  • 3
    エコー写真を見て「医師は困惑していた」...中絶を拒否した母親、医師の予想を超えた出産を語る
  • 4
    石破首相が退陣表明、後継の「ダークホース」は超意…
  • 5
    ドイツAfD候補者6人が急死...州選挙直前の相次ぐ死に…
  • 6
    もはやアメリカは「内戦」状態...トランプ政権とデモ…
  • 7
    世論が望まぬ「石破おろし」で盛り上がる自民党...次…
  • 8
    「ディズニー映画そのまま...」まさかの動物の友情を…
  • 9
    「稼げる」はずの豪ワーホリで搾取される日本人..給…
  • 10
    ロシア航空戦力の脆弱性が浮き彫りに...ウクライナ軍…
  • 1
    「4針ですかね、縫いました」日本の若者を食い物にする「豪ワーホリのリアル」...アジア出身者を意図的にターゲットに
  • 2
    「怖すぎる」「速く走って!」夜中に一人ランニングをする女性、異変を感じ、背後に「見えたモノ」にSNS震撼
  • 3
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?
  • 4
    眠らないと脳にゴミがたまる...「脳を守る」3つの習…
  • 5
    【動画あり】9月初旬に複数の小惑星が地球に接近...…
  • 6
    「あのホラー映画が現実に...」カヤック中の男性に接…
  • 7
    「生きられない」と生後数日で手放された2本脚のダ…
  • 8
    50歳を過ぎても運動を続けるためには?...「動ける体…
  • 9
    「稼げる」はずの豪ワーホリで搾取される日本人..給…
  • 10
    「よく眠る人が長生き」は本当なのか?...「睡眠障害…
  • 1
    「4針ですかね、縫いました」日本の若者を食い物にする「豪ワーホリのリアル」...アジア出身者を意図的にターゲットに
  • 2
    「自律神経を強化し、脂肪燃焼を促進する」子供も大人も大好きな5つの食べ物
  • 3
    「まさかの真犯人」にネット爆笑...大家から再三「果物泥棒」と疑われた女性が無実を証明した「証拠映像」が話題に
  • 4
    信じられない...「洗濯物を干しておいて」夫に頼んだ…
  • 5
    「レプトスピラ症」が大規模流行中...ヒトやペットに…
  • 6
    「あなた誰?」保育園から帰ってきた3歳の娘が「別人…
  • 7
    将来ADHDを発症する「幼少期の兆候」が明らかに?...…
  • 8
    プール後の20代女性の素肌に「無数の発疹」...ネット…
  • 9
    「怖すぎる」「速く走って!」夜中に一人ランニング…
  • 10
    「死ぬほど怖い」「気づかず飛び込んでたら...」家の…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中