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インドネシア新財務相「中銀と協力し流動性緩和」、 小規模デモ続く

2025年09月09日(火)21時06分

インドネシアのプルバヤ新財務相(写真左)は9日、経済活動や政府プログラムの資金を確保するため、中央銀行と協力して金融市場の流動性を緩和する方針を示した。スリ・ムルヤニ前財務相(写真右)からの引き継ぎ式、9日撮影(2025年 ロイター/Willy Kurniawan)

Stefanno Sulaiman Gayatri Suroyo

[ジャカルタ 9日 ロイター] - インドネシアのプルバヤ新財務相は9日、経済活動や政府プログラムの資金を確保するため、中央銀行と協力して金融市場の流動性を緩和する方針を示した。

財務相としての初閣議後にプルバヤ氏は、財政赤字を国内総生産(GDP)の3%以下に抑える財政ルールを順守すると述べた。

プルバヤ氏は前日、解任されたスリ・ムルヤニ財務相の後任に任命された。市場はこれまで築き上げたインドネシアの財政への信頼性が、プラボウォ政権のポピュリスト的財政支出で損なわれる可能性を市場は懸念している。

財務相は「中銀とも協議した。大統領の承認のもと今後、短期的に流動性を大幅に緩和するために必要な措置を取る」と述べた。中銀報道官はコメントを控えた。

財務相はまた、政府債務を増加させることなく経済成長を促進するため、既存の政府プログラムを加速させ、流動性を改善することに重点を置き、異例の措置は取らないと確約した。

9日のジャカルタ市場の総合株価指数 は続落し1.8%安。国債は下落した。

ルピア は対米ドルで1%下落。中銀は、相場がファンダメンタルズ(基礎的条件)に沿って動くよう、外国為替市場に介入したと発表した。

<小規模なデモ続く>

インドネシアでは8月下旬から全国的にデモが発生。当初は議員への多額の手当への抗議だったが、政府支出の配分ミスや警察による暴力事件などへの不満も取り込んで拡大した。

9日には数百人の学生がジャカルタの国会議事堂前に集まり、先週から拘束されているデモの参加者などの釈放などを求め、平和的なデモを行った。

ロイター
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