ブラジル大統領選、ボルソナロ氏が長男出馬を支持 病院から声明
ブラジルのボルソナロ前大統領の長男、フラビオ上院議員。12月19日、ブラジリアで撮影。REUTERS/Adriano Machado
[サンパウロ 25日 ロイター] - ブラジルのボルソナロ前大統領(70)は25日、長男フラビオ上院議員(44)の2026年大統領選出馬に支持を表明した。ヘルニア手術を受けた病院から声明文を出した。
ボルソナロ氏はクーデターを企てた罪で27年の刑に服しているが、最高裁判所のデモラエス判事は手術のために刑務所を出ることを許可した。警察が病室の外で待機しており、コンピューターや携帯電話の使用は禁止されている。
フラビオ氏は既に、来年10月4日の大統領選に出馬する意向を示している。
フラビオ氏はブラジリア市内の病院の前でボルソナロ氏の声明文を読み上げた。ボルソナロ氏は声明の中で「民意が沈黙させられることを許さないという決意の下、私はフラビオ氏を26年大統領選の候補として指名する」とした。
ボルソナロ氏は18年の選挙運動中に襲撃され重傷を負って以来、健康上の問題を抱えており、幾度も手術を受けている。医師団によると、今回の手術は問題なく終了したという。





