『ストレンジャー・シングス』は「実話」に基づいていた?...一般人をも「洗脳」したCIAの暗黒作戦
All the Eerie Real-Life Events ‘Stranger Things’ Is Based On
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<作中に登場する洗脳実験の施設や超能力を持つ子供たち、軍の極秘行動は、実際に確認された事実でもある──>
ネットフリックス(Netflix)のドラマ『ストレンジャー・シングス(Stranger Things)』は世界的なヒット作になったが、元々は無名の兄弟が温めていた「当たるはずのない企画」だった。
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彼らは、スティーヴン・キングやスティーヴン・スピルバーグが現実の事件や陰謀から着想を得て物語を作り上げる手法に魅せられていた。
企画当初は『モントーク(Montauk)』というタイトルで、1980年の米ニューヨーク州モントークという実在の町を舞台にした8時間のSFホラー大作として構想されていた。この町には、心理戦に関する政府の極秘実験が行われたという不穏な噂がある。
企画は何度も却下されたが、マット・ダファーとロス・ダファーの兄弟はついにネットフリックスへの売り込みに成功し、『ストレンジャー・シングス』が誕生した。
本作は1980年代のポップカルチャーから多くを引用しているが、実は不気味な要素のいくつかは、実際に存在した実験や計画に根ざしている。
作中に登場する洗脳実験の施設や超能力を持つ子供たち、軍の極秘行動は、アメリカや冷戦時代の機密プロジェクトに着想を得ており、それらは単なる奇妙な噂話ではなく、事実でもあるのだ。






