プレスリリース

お寺に納骨・海洋散骨 いいとこどりの新しい供養のカタチ『teraumi』が初出航

2025年05月09日(金)11時15分
有限会社縁(所在地:鹿児島県南九州市、代表取締役:堤 裕加里)は、福岡県田川市の西岸寺と連携し、納骨と海洋散骨を融合した新しい供養のかたち『teraumi(テラウミ)』の初出航を実施いたしました。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/435483/LL_img_435483_1.jpg
teraumiの様子

■お寺と海洋散骨業者が協力──「納骨×海洋散骨」の新たな供養『teraumi』が出航
高齢化・少子化による墓じまいの増加、そして後継者不在の現代において、供養のかたちも多様化しています。『teraumi』は、遺骨をお寺に納骨しつつ、一部を海洋散骨するという"ハイブリッド供養"で、家族が手を合わせる場を持ちながら、自然に還る想いを叶える新しい選択肢です。

今回の出航には西岸寺住職・中西無量師が同行され、当日の様子と海洋散骨に対する自身の心境の変化をNOTEにて綴られました。

【住職コメント抜粋】
「本人の希望だったとは言え、『すべてのお骨を海に撒いて(捨てて)しまってよかったんだろうか』『唯一の生きた証を手放してしまった寂しさが募る』という声が多く寄せられています。『teraumi』はそうした"遺族のさみしさ"に寄り添う発想から生まれたサービスであり、私の海洋散骨への見方も大きく変わりました。」
(全文: https://note.com/saiganji/n/n67081a5db848 )

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/435483/LL_img_435483_2.jpg
teraumi 西岸寺 中西住職

■墓じまい経験者の声と社会的背景
厚労省の統計によると、墓じまいを含む改葬件数は10年で1.6倍に増加(2020年:117,772件)。「墓をしまって後悔した」「お参りの場がなくなって寂しい」「散骨に不安がある」という声も多く、供養の場と心の拠り所を求める人が少なくありません。

墓じまい後の遺骨の約9割は、別の形で供養されています(寺院納骨・永代供養など)。
散骨希望者の54.4%が興味を示す一方、3割近くが「遺骨をすべて散骨することに抵抗がある」と回答した結果も出ています。

[参考:「株式会社よりそう」が全国6地域の男女500人(6地域等分割)を対象に実施した散骨に関する意識調査]

こうしたニーズに応え、「teraumi」は"自然に還したい"という想いと"手を合わせる場所を残したい"という供養心を両立させる、新たな選択肢として注目されています。


■ご利用者様の声
〇「今回はteraumi海洋散骨を執り行っていただきありがとうございました。母の希望である海洋散骨のカタチを叶えたいという気持ちもありつつも、私たち家族が手を合わせる場所を持っていたい、そんな気持ちでした。今回teraumi(縁と西岸寺)とのご縁があり、私たちが一番望む納骨のカタチが叶ったことを本当にうれしく思います」


■今後の展開と広がり
現在『teraumi』は、鹿児島・熊本・福岡の複数寺院と連携。今後も全国展開を視野に、供養の本質を大切にしたサービスの輪を広げてまいります。

また、利用者の声や寺院住職の体験を通じて、終活や墓じまい後の供養に悩む方々に"安心できる選択肢"を提示していきたいと、今後もエリア拡大を予定しています。

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/435483/LL_img_435483_5.png
気負わず 穏やかに teraumi

■会社概要
商号 : 有限会社縁(ゆうげんがいしゃ えん)
代表者 : 代表取締役 堤 裕加里
所在地 : 鹿児島県南九州市川辺町清水9860
福岡営業所: 福岡県福岡市中央区春吉2-1-3 2F
公式Web : https://www.teraumi.com/


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

トランプ氏が対中追加関税を表明、身構える米小売業者

ワールド

米中首脳、予定通り会談方針 対立激化も事務レベル協

ビジネス

英消費支出、9月は4カ月ぶりの低い伸び 予算案前に

ワールド

ガザ情勢、人質解放と停戦実現を心から歓迎=林官房長
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:中国EVと未来戦争
特集:中国EVと未来戦争
2025年10月14日号(10/ 7発売)

バッテリーやセンサーなど電気自動車の技術で今や世界をリードする中国が、戦争でもアメリカに勝つ日

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    お腹の脂肪を減らす「8つのヒント」とは?...食事以外の「2つの隠れた要因」が代謝を狂わせていた
  • 2
    中国人が便利な「調理済み食品」を嫌うトホホな理由とは?
  • 3
    メーガン妃の動画が「無神経」すぎる...ダイアナ妃をめぐる大論争に発展
  • 4
    車道を一人「さまよう男児」、発見した運転手の「勇…
  • 5
    かばんの中身を見れば一発でわかる!「認知症になり…
  • 6
    筋肉が目覚める「6つの動作」とは?...スピードを制…
  • 7
    連立離脱の公明党が高市自民党に感じた「かつてない…
  • 8
    1歳の息子の様子が「何かおかしい...」 母親が動画を…
  • 9
    ウィリアムとキャサリン、結婚前の「最高すぎる関係…
  • 10
    あなたの言葉遣い、「AI語」になっていませんか?...…
  • 1
    かばんの中身を見れば一発でわかる!「認知症になりやすい人」が持ち歩く5つのアイテム
  • 2
    悲しみで8年間「羽をむしり続けた」オウム...新たな飼い主との「イケイケなダンス」姿に涙と感動の声
  • 3
    お腹の脂肪を減らす「8つのヒント」とは?...食事以外の「2つの隠れた要因」が代謝を狂わせていた
  • 4
    【クイズ】日本人が唯一「受賞していない」ノーベル…
  • 5
    中国人が便利な「調理済み食品」を嫌うトホホな理由…
  • 6
    ロシア「影の船団」が動く──拿捕されたタンカーが示…
  • 7
    ベゾス妻 vs C・ロナウド婚約者、バチバチ「指輪対決…
  • 8
    ウクライナの英雄、ロシアの難敵──アゾフ旅団はなぜ…
  • 9
    時代に逆行するトランプのエネルギー政策が、アメリ…
  • 10
    トイレ練習中の2歳の娘が「被疑者」に...検察官の女…
  • 1
    「最悪」「悪夢だ」 飛行機内で眠っていた女性が撮影...目覚めた時の「信じがたい光景」に驚きの声
  • 2
    かばんの中身を見れば一発でわかる!「認知症になりやすい人」が持ち歩く5つのアイテム
  • 3
    「大谷翔平の唯一の欠点は...」ドジャース・ロバーツ監督が明かすプレーオフ戦略、監督の意外な「日本的な一面」とは?
  • 4
    カミラ王妃のキャサリン妃への「いら立ち」が話題に.…
  • 5
    増加する「子どもを外注」する親たち...ネオ・ネグレ…
  • 6
    悲しみで8年間「羽をむしり続けた」オウム...新たな…
  • 7
    バフェット指数が異常値──アメリカ株に「数世代で最…
  • 8
    「日本の高齢化率は世界2位」→ダントツの1位は超意外…
  • 9
    数千円で買った中古PCが「宝箱」だった...起動して分…
  • 10
    お腹の脂肪を減らす「8つのヒント」とは?...食事以…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中