雪印メグミルク 牛乳の香りに脳の働きを安定させる効果を発見「日本農芸化学会2025年度札幌大会」にて発表
食品の香りの中には、脳機能を安定化、鎮静化させる効果をもつものがあることが知られています。本研究では、牛乳の新たな価値を見出すため、牛乳の香りに着目した研究を行いました。その結果、牛乳の香りには、脳の働きを安定させる効果(鎮静効果)があることがわかりました。
当社は、今後も乳(ミルク)に関する知見をさらに深め、お客様の健康と豊かな食生活に貢献できる商品作りを推進してまいります。
【発表内容の概要】
十文字学園女子大学小長井ちづる准教授との委託共同研究「牛乳の香りによる脳機能の安定化」
<発表内容の要約>
牛乳の香りが脳の働きに与える影響を、蒸留水を比較対照として、脳波測定(脳波背景活動、事象関連電位P300)および心拍測定、主観的評価法にて確認した。
その結果、牛乳の香りを嗅いだ際は、脳の働きが安定した状態を示す値(α2波パワー値)が、後頭部で有意に高かった。この結果は主観的評価において匂いを知覚できた人、できない人に関わらず相違がなかった。
このことより、牛乳の香りには脳の機能を安定化させる効果(鎮静効果)があること、また、その効果は牛乳の匂いを知覚できるか否か、あるいは匂いが好きか否かに関わらず観察されることが示された。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/431147/img_431147_1.png
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・演題名:牛乳の香りによる脳機能の安定化
・発表者:川井麻友美1 花木麻里子1 坂上麻子1 森繁直樹1 小長井ちづる2
1雪印メグミルク株式会社 2十文字学園女子大学
【「日本農芸化学会2025年度札幌大会」開催概要】
会期:2025年3月4日(火)~8(土)
会場:札幌コンベンションセンター
<用語説明>
●脳波背景活動:
脳の基礎的な活動を記録した脳波であり、周波数によって分類される。そのうちα波とは、安静時に、後頭部優位にみられる脳波成分である。
●事象関連電位P300:
感覚刺激に対して、脳が積極的に情報処理を行う際に記録される電位を事象関連電位という。P300は、刺激の約300 msec(0.3秒)後に頭頂部優勢に出現する陽性の電位で、認知機能を反映する脳波である。
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プレスリリース提供元:@Press
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