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【写真特集】「世界最大の湖」カスピ海が縮んでいく 砂漠化する地域も
HERE WAS A SEA
Photographs by Julien Pebrel
(左)かつて海だった場所に取り残された魚の死骸(右)ウラル川の河口付近に位置する村ダンバでは、河口の浅瀬から掘り出された 土砂が積み上げられている。鳥が集まっている一帯の水深はわずか数センチだ
ウラル川での漁業は禁止されているが、地元住民は規制を無視して漁を続けている
アティラウ州の町イサタイではラクダの飼育が重要な生計の手段となっている
ウラル河口の村ダンバで、身動きが取れなくなり放置された船を移動させる人々
(左)ザナ・ジャンバイとカスピ海を結ぶ荒地に放置された船。かつては一帯に海が広がっていた(右)アティラウ州ザナ・ジャンバイに暮らすイブラギム・ボザカエフ(68)と生後9カ月の孫。この村は約30年前、海面上昇による集落の水没を懸念した当局が、住民の移住先として造成した。だがその後、海岸線の後退が続き、今では村は海から30キロも離れている
イサタイの入り口に広がる砂丘
ウラル川を巡回する環境監視員
砂漠化が進むアティラウ州クルマンガジでほこりや砂の除去作業をする人々。呼吸器系の疾患も増えている
ダンバの河口付近を掘削する重機。水位が低すぎて魚が産卵のために川を遡上できない
ロシアがウラル川上流で大量の水を放出した影響で水没したアティラウ市の遊歩道
Photographs by Julien Pebrel
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2025年8月26日号掲載

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