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服装、背景、左手のブレスレット...チャールズ英国王、初の肖像画に隠されたメッセージ
作者の画家アラステア・バーフォード氏(36)はロンドンの外国人特派員協会(FPA)で取材に応じ、「2月にバッキンガム宮殿で開催された生物多様性のためのレセプションで国王に謁見し、2週間で完成させました。その際、国王はアマゾン先住民のドミンゴ・ピーズ氏から気候変動と持続可能性を象徴するブレスレットを贈られました」と打ち明けた。
イングランド南西部ドーセット州出身のバーフォード氏はエリザベス女王の奨学金を受け、巨匠レオナルド・ダ・ヴィンチやミケランジェロ・ブオナローティを生んだフィレンツェに留学した。15年には今回と同じイラストレイテド・ロンドン・ニュースの依頼で国王の母を描いている。
「戴冠式で変わるのは国家ではなく個人」
「国王に実際に謁見できるとは思ってもいませんでした。2月ごろに連絡があり、謁見できると言われました。バッキンガム宮殿で生物多様性を支援するレセプションがあり、私は1時間にわたって、国王の前にいて出席者と交流している様子を観察しました」とバーフォード氏は振り返る。
「カメラを持ち込むことを許されませんでした。スケッチブックと鉛筆を持っていくことは許され、携帯電話で何枚か写真を撮ることはできると言われました。そこにいたフォトグラファーの1人にこれでは国王の肖像画は描けないとこぼすと、彼は王室の許可を取った方が良いとアドバイスしてくれました。国王はバッキンガム宮殿の3つの部屋を案内されました」
「最初の部屋で先住民のリーダーたちと会い、ブレスレットやネックレスを贈呈されました。ネックレスの方はちょっと華美な感じがしました。ブレスレットの方が身近な感じがしました。君主の肖像画の多くは国王や女王という個人が見失われてしまう傾向があると思います。個人は肖像画に描かれたローブや内装、建物の豪華さに埋没してしまいがちです」
「戴冠式によって変わるのは国家ではなく、個人です」とバーフォード氏は言う。「そこで私は国王が王室の伝統や文化の中にいるのではなく、もっとカジュアルな服装で、もっとカジュアルに描くことで国王という役割よりも個人を表現したいと思いました。チャールズ国王は明らかに環境問題の王様です。このブレスレットもある種の幻想なのです」
気候変動と持続可能性への取り組みこそ、国王のライフワークなのだ。
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