コラム
経済ニュース超解説 加谷珪一

加谷珪一

経済評論家。東北大学工学部卒業後、日経BP社に記者として入社。野村證券グループの投資ファンド運用会社に転じ、企業評価や投資業務を担当する。独立後は、中央省庁や政府系金融機関などに対するコンサルティング業務に従事。現在は金融、経済、ビジネス、ITなどの分野で執筆活動を行う。億単位の資産を運用する個人投資家でもある。
『お金持ちの教科書』 『大金持ちの教科書』(いずれもCCCメディアハウス)、『感じる経済学』(SBクリエイティブ)など著書多数。

経済ニュース超解説 加谷珪一

不利な投資のはずの「金」がこれほど買われる理由の裏に、投資家が恐れる長期的リスク

<投資対象としては不利な条件がそろう金だが、価格が大幅に上昇し続けているのはウクライナ侵攻や金融不安といった短期的なリスクだけが理由ではない

2023.04.20
経済ニュース超解説 加谷珪一

政府による物価対策の給付金は「高齢者優遇」で不公平──批判は正しいのか?

<資産家で生活に余裕がある年金生活者も給付対象になっているとの批判もあるが、背景には適切な線引きを不可能にしている根本的な問題がある> 岸田

2023.04.12
経済ニュース超解説 加谷珪一

SVB、クレディと続いた金融不安が「ひと段落」とならない訳...日本はむしろこれから

<一連の問題は個別の要因で起こったものではあるが、背景には世界の金融システムに共通する「バブルのツケ」という深刻な事情が> 米シリコンバレー

2023.04.05
経済ニュース超解説 加谷珪一

金利上昇の懸念とコロナからの回復で、なぜ「賃貸住宅派」のリスクが高まるのか?

<住宅価格の高騰や金利上昇の懸念などで「持ち家」より「賃貸」を選ぶ人が増えると思われるが、落とし穴はないのか...> かつてない水準で進むイ

2023.03.31
経済ニュース超解説 加谷珪一

日本の貿易赤字は過去最大...だが、この状況を経済成長につなげる道はある

<2022年は通期で貿易収支が過去最大の赤字となった。たとえ資源価格や為替が落ち着いても、貿易赤字が常態化する可能性は高い> 日本の貿易赤字

2023.03.16
経済ニュース超解説 加谷珪一

日本に迫る「極度の人手不足」問題...「低賃金」を放置する業界が直面するリスクとは

<日本の産業界はこれまで人手不足の問題に対して、外国人労働者の受け入れという安易な方法で解決を図ってきた> 全国的に人手不足が深刻な状況とな

2023.03.07
経済ニュース超解説 加谷珪一

王者グーグルすら置いて行かれる、IT業界の「変化スピード」に規制はついていけない

<かつてのマイクロソフトと同じ──。巨大テック企業を対象とした各国の規制の試みが時代に追いつけない理由> 日本の公正取引委員会が、米アップル

2023.03.01
経済ニュース超解説 加谷珪一

日銀「植田新総裁」に市場はひと安心...だが、学者ならではのマイナス要因も

<黒田時代の緩和路線からの緩やかな撤退が至上命題となっている日銀にとって、植田氏の総裁就任は大きなチャンスだが......> 政府は4月8日

2023.02.23
経済ニュース超解説 加谷珪一

まるでビジネスドラマ...日本の製造業「最後の至宝」の元社長を招聘した台湾ホンハイの真意

<鴻海(ホンハイ)がEV事業トップに招いたのは、日本電産の元CEOで、創業者・永守重信氏に「切り捨て」られた関潤氏だった> 台湾の鴻海(ホン

2023.02.14
経済ニュース超解説 加谷珪一

南米2大国の「共通通貨」構想...チラつく中国の影と、国際情勢における意味を読み解く

<現実的に共通通貨の創設は困難だとしても、米中対立と経済ブロック化が進む中で持つ意味合いは軽視すべきでない> 南米ブラジルとアルゼンチンが、

2023.02.08
MAGAZINE
特集:日本時代劇の挑戦
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2025年12月 9日号(12/ 2発売)

『七人の侍』『座頭市』『SHOGUN』......世界が愛した名作とメイド・イン・ジャパンの新時代劇『イクサガミ』の大志

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