コラム
経済ニュース超解説 加谷珪一

加谷珪一

経済評論家。東北大学工学部卒業後、日経BP社に記者として入社。野村證券グループの投資ファンド運用会社に転じ、企業評価や投資業務を担当する。独立後は、中央省庁や政府系金融機関などに対するコンサルティング業務に従事。現在は金融、経済、ビジネス、ITなどの分野で執筆活動を行う。億単位の資産を運用する個人投資家でもある。
『お金持ちの教科書』 『大金持ちの教科書』(いずれもCCCメディアハウス)、『感じる経済学』(SBクリエイティブ)など著書多数。

経済ニュース超解説 加谷珪一

日本に迫る「極度の人手不足」問題...「低賃金」を放置する業界が直面するリスクとは

<日本の産業界はこれまで人手不足の問題に対して、外国人労働者の受け入れという安易な方法で解決を図ってきた> 全国的に人手不足が深刻な状況とな

2023.03.07
経済ニュース超解説 加谷珪一

王者グーグルすら置いて行かれる、IT業界の「変化スピード」に規制はついていけない

<かつてのマイクロソフトと同じ──。巨大テック企業を対象とした各国の規制の試みが時代に追いつけない理由> 日本の公正取引委員会が、米アップル

2023.03.01
経済ニュース超解説 加谷珪一

日銀「植田新総裁」に市場はひと安心...だが、学者ならではのマイナス要因も

<黒田時代の緩和路線からの緩やかな撤退が至上命題となっている日銀にとって、植田氏の総裁就任は大きなチャンスだが......> 政府は4月8日

2023.02.23
経済ニュース超解説 加谷珪一

まるでビジネスドラマ...日本の製造業「最後の至宝」の元社長を招聘した台湾ホンハイの真意

<鴻海(ホンハイ)がEV事業トップに招いたのは、日本電産の元CEOで、創業者・永守重信氏に「切り捨て」られた関潤氏だった> 台湾の鴻海(ホン

2023.02.14
経済ニュース超解説 加谷珪一

南米2大国の「共通通貨」構想...チラつく中国の影と、国際情勢における意味を読み解く

<現実的に共通通貨の創設は困難だとしても、米中対立と経済ブロック化が進む中で持つ意味合いは軽視すべきでない> 南米ブラジルとアルゼンチンが、

2023.02.08
経済ニュース超解説 加谷珪一

次期総裁にはプレッシャーが...日銀、「逃げ切り」黒田総裁の大きすぎる置き土産

<1月の金融政策決定会合で「現状維持」を決めたことで、次の日銀総裁には先送りにされてきた難しい問題が一気にのしかかることになる> 通常国会が

2023.02.02
経済ニュース超解説 加谷珪一

日本が「新しい戦前」にあるかは分からないが、戦前とここまで酷似する不気味な符合

<タモリの「新しい戦前」発言で「日本は戦争に向かっている」とする声が大きくなったが、実際に第2次大戦前の日本の状況は近年の日本とそっくりだっ

2023.01.25
経済ニュース超解説 加谷珪一

政府による「賃上げ」要請...本来なら悪手であるこの政策が、今回ばかりは正しい理由

<経済学の常識からすれば、企業の生産性向上がないままの賃上げはインフレを加速させるだけで、政府は「無策」と批判されても仕方がないが.....

2023.01.18
経済ニュース超解説 加谷珪一

防衛費増額と増税...「適切に管理」では済まない、見落とされた問題点とは?

<防衛費の増額については国民への説明が不十分との批判が起きているが、長期的な財源という点についてもその指摘は当てはまる> 十分な議論がないま

2023.01.11
経済ニュース超解説 加谷珪一

日本には独自の不確定要因も...2023年の世界・日本経済、「3つのシナリオ」

<インフレ、金利の引き上げ、そして景気後退リスクという薄氷の2023年に、世界経済と日本経済はどこへ向かうのか?> 筆者は1年前、本コラムで

2023.01.05
MAGAZINE
特集:日本人と参政党
特集:日本人と参政党
2025年10月21日号(10/15発売)

怒れる日本が生んだ「日本人ファースト」と参政党現象。その源泉にルポと神谷代表インタビューで迫る

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