「定価」が消える? リアル店舗もいよいよ価格が変動する時代へ...
ところがメーカー各社は、白物家電であっても毎年モデルチェンジを行い、新製品として販促キャンペーンを行っている。量販店には、多額の販売奨励金を支払うので、量販店は発売直後の高価格な製品ばかり売ろうとする。その結果、半年もすると各製品は激しい値崩れを起こすというのが現実だ。
各社は、スペック的には何も変わっていないにもかかわらず、型番だけを変えた新モデルを投入し、値崩れしないうちに販売するという悪循環が続いている。白物家電という製品の本質を考えると、これは一種の異常事態といってよい。
このような無理な販売を続けていると、高い価格で購入してしまった一部の消費者は必要以上の出費を強いられるので、その後の消費意欲が減衰する。つまり需要の先取りが発生してしまい、消費全体に対してよい影響を与えない。
メーカーは、利用者のニーズと製品のスペックに見合った適正な価格を設定し、細かい価格変動は、小売店に任せればよい。今回の量販店によるリアルタイム価格導入が、国内家電市場の価格適正化につながるのであれば、それは喜ばしいことである。
裁量労働制の見直しは「成長スイッチ」ではない...むしろ「賃金低下」まであり得る理由 2026.03.05
川名麻耶、野村絢という存在が示す「日本経済の大きな変化」...「2世資本家」台頭の意味 2026.02.06






