- HOME
- コラム
- Edge of Europe
- チャリティーへの寄付品すら盗む人々...荒れたイギ…
チャリティーへの寄付品すら盗む人々...荒れたイギリスが悲しい

ロンドンのチャリティーショップ前 HANNAH MCKAY―REUTERS
<イギリスによくあるチャリティーショップの前に置かれた寄付の品々がよく「襲撃」される残念な理由>
これは悲しい話だけれど、僕はどう受け止めればいいのか完全には分からないでいる。
先日、夜の街の大通りで、たくさんの「ごみ」が散らばっているのに出くわした。
よく見ると、それはかつてはきれいに袋に入れられてチャリティーショップ(慈善団体などが運営するリサイクル品などを扱う店)の前に置かれていたらしき洋服一式だった。店が閉まっているときに、この方法で寄付品を置いていく人もいるのだ。ほとんどのチャリティーショップでは、ドアにこの「店の前に置いておく」方法はやめてください、と張り紙が出ている。
まさにやめてほしい理由の1つがこれ。時に荷物が狙われるからだ。たまたま破壊行為にあっただけだったのかもしれないし、酔っぱらいが怒りに任せて憂さ晴らしをしたのかもしれない。
だが、窃盗だった可能性もある。誰かが袋を破り、欲しい物か売れそうな物がないか中を確認したのかもしれない。チャリティーの物を盗む人がいるなんて考えると気がめいるが、実際にそういう人はいる。
実は、僕が以前寄付した時にも同じようなことがあった。いくつかの寄付品を袋にまとめて、(夕方で既にチャリティーショップは閉まっていたので)2つの慈善団体に寄付を「投函」できる家の近くの大きなボックスに持って行った。僕は寄付品を2団体に均等に分けようと決めていた。
でもどういうわけか、1団体のほうの「投函ボックス」がしっかり開かなかった。開けようとしても途中で止まってしまう。だから僕は深く考えず、袋をボックスの前に置いて行った。
選挙前だけ大衆受けを狙い、当選後は本性を現す...わけではなかったスターマー英首相 2025.05.20
改めて問い直す「ヨーロッパ」とは何か...いま浮上する「本当の問題」とは? 2025.05.08
「欧州のリーダー」として再浮上? イギリスが存在感を取り戻す理由 2025.05.05
「生物学的女性が、女性である」が画期的判決になってしまう時代 2025.05.02
チャリティーへの寄付品すら盗む人々...荒れたイギリスが悲しい 2025.04.29
紅茶をこよなく愛するイギリス人の僕がティーバッグ使い回しをやめるまで 2025.04.05
-
歯科衛生士/若手の外資企業!歯科用CTのインストラクター/未経験OK
株式会社バテックジャパン
- 東京都
- 年収420万円~500万円
- 正社員
-
外資系顧客向けシステムエンジニア/システムインテグレータ・ソフトハウス
株式会社リファルケ
- 東京都
- 年収450万円~1,260万円
- 正社員
-
外資インフラベンダー PM/システムエンジニア/詳細設計/サービス関連の会社/Windows
株式会社スタッフサービス
- 東京都
- 月給23万5,000円~55万円
- 正社員
-
SASシステムの導入サポート/システムエンジニア/要件定義/外資系ソフトウェア会社/HTML
株式会社スタッフサービス
- 東京都
- 月給23万5,000円~55万円
- 正社員