世界株に調整リスク、弱気相場の可能性は限定的=ゴールドマン
写真はニューヨーク証券取引所。2月27日に撮影。 REUTERS/Brendan McDermid
[4日 ロイター] - 米ゴールドマン・サックスは4日のリポートで、世界株は地政学リスクや人工知能(AI)による破壊的影響、割高なバリュエーションを巡る懸念から短期的に調整リスクがあると指摘した。ただ、弱気相場入りの可能性は限定的との見方を示した。
同行の世界株チーフストラテジスト、ピーター・オッペンハイマー氏は「現在のバリュエーションを踏まえると調整リスクは高い。しかし、より長期的で深刻な弱気相場のリスクは比較的低く、(調整が)買い場になる」と予想した。
一般的な定義では、株価指数が終値で直近高値から20%以上下落すると弱気相場、10%以上下落すると調整局面入りが確認される。
世界株は年初以降、AIがビジネスモデルを揺るがすとの懸念や、テック大手による巨額のAI投資、足元では中東紛争の影響で動揺が広がっている。
オッペンハイマー氏は「特に米国と新興国における堅調な企業収益の伸びや、強い経済成長の可能性が、弱気相場のリスクを低く抑えるだろう」と指摘。
「リスク調整後のリターンを高めるため、幅広い地域・ファクター・セクターへの分散投資を引き続き推奨する」とした。
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