米豪に乏しいLNG増産余力、カタールの穴埋め困難か
写真はカタールのラスラファンにあるの液化天然ガス(LNG)生産施設。3月2日撮影。REUTERS
Curtis Williams Scott DiSavino Helen Clark
[ヒューストン/ニューヨーク/パース 4日 ロイター] - カタールが液化天然ガス(LNG)輸出で「不可抗力宣言」を発したが、残る世界のLNG生産大国である米国とオーストラリアにも供給の落ち込みを穴埋めする余力は乏しいことが、ロイターの試算や業界専門家の分析で明らかになった。
エネルギー専門家によると、世界のガス消費量は1日当たり約4000億立方フィートで、そのうち550億立方フィートがLNGとして取引され、米国とオーストラリア、カタールが世界生産量の60%を占める。世界のLNG供給におけるカタールのシェアは約20%だ。
世界最大のLNG生産国は米国だが、国内のプラントはフル稼働状態に近く、大半のカーゴは長期契約に縛られている。ロイターの試算では、米国ですぐに新規生産可能な規模が日量20億立方フィートを超える公算は小さく、カタールの市場退出による供給減少分の100億立方フィートには全く及ばない。
ラピダン・エナジー・グループのグローバル・ガスLNGディレクター、アレックス・ムントン氏は「生産余力は大きくはない」と指摘した。
LNG生産で米国第2位のベンチャー・グローバルは短期的に最も柔軟な対応が可能な企業と言える。南部ルイジアナ州でプラントを立ち上げながら、生産したLNGをスポット市場で販売できるからだ。
このプラントから試運転段階での生産量月間200万トンをスポット市場で売っており、マイク・セイベル最高経営責任者(CEO)は2日、カーゴの取引相手を切り替える大きな余地があるとの見方を示した。
海運会社ポーテン・アンド・パートナーズは3日、昨年米国から中東に輸出された80のLNGカーゴの半数余りを占めたのはベンチャー・グローバルだったと述べた。
一方、米国でLNG輸出トップのシェニエール・エナジーは先週、南部テキサス州のLNG輸出プラント拡張プロジェクトにおいて5番目の液化施設(トレイン)で生産を開始した。ただこのトレインは生産能力が年間150万トンと比較的小規模で、フル稼働までにおよそ1カ月かかる見込み。またこの生産量の大部分は既に契約済みだ。
MSTマーキーのアナリスト、ソウル・カボニック氏はオーストラリアについても「追加のLNG供給をひねり出す余地はほとんどない。各プラントはフル稼働しているからだ。一部のLNGプラントでは保守作業延期を通じて向こう半年で最大300万トン程度をねん出するのが関の山だ」と述べた。
-
生成AI商材/大手外資系「インサイドセールス「SV候補」」/その他コンサルティング系
ブリッジインターナショナル株式会社
- 東京都
- 年収340万円~450万円
- 正社員
-
P&C ブローカーセールス 「外資系損害保険」
Chubb損害保険株式会社
- 東京都
- 年収900万円~1,200万円
- 正社員
-
医療傷害保険アンダーライター「外資系損害保険」
Chubb損害保険株式会社
- 東京都
- 年収800万円~1,000万円
- 正社員
-
プロダクトエンジニア「ポテンシャル採用/大手や外資系など3000社に導入/HR SaaS「ミキワメ」/東京都/web系SE・PG/港区虎ノ門
株式会社リーディングマーク
- 東京都
- 年収400万円~550万円
- 正社員





